今日はなんばHatchで行われたイベント「aroma candle ’08」に行ってきました。
出演バンドは、BAGDAD CAFE THE trench town、Likkle Mai、少年ナイフの三組。
トップバッターの少年ナイフは、楽しかったものの、特筆すべきところも特にない「まあまあのライブ」。ハコのデカさ(と客の少なさ)が悪影響したのかも知れませんが。
続いてのLikkle Maiは、一本調子の甲高い歌声と先走り気味なMCに少々疲れました。ドラヘビで聞き慣れているせいか、日本語歌詞に違和感を感じましたが、やはり表現力不足なのではないかと。
ラストのBAGDAD CAFE THE trench townは数年ぶりでしたが(そして前回同様会場はガラガラでしたが)、またさらに強力なバンドに成長していました。
アルバムに関しては、完成度の高まりとともに、ツルツルすぎて今ひとつ面白みの無い音になってしまっていると思いますが、反比例するように、ライブでの爆発力は凄まじい。
ボブ・マーリィやジミー・クリフのカバーも、演奏技術の高さと消化能力、そしてオリジナル楽曲のクオリティの高さも手伝って、新人バンドのやる借り物的な雰囲気も、ベテランでもやりがちなお遊び的な薄っぺらさも無い、ストロングでパワフルなパフォーマンス。
maiのボーカルはますます力強く、歌、MC、踊りで、バンドと観客をグイグイ引っ張っていきます。
久々に観て、ライブバンドとしての強力なショウを見せつけられ、思わず惚れ直しました。
前にも書きましたが、「あとは人気者になるだけ」。プロモーションが甘いだけだと思うんだけどなぁ……。
SATISFACTION | |
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BAGDAD CAFE THE trench town
ビクターエンタテインメント 2007-07-24 |