小島麻由美 at なんばHatch (Osaka)

今日は、なんばHatch小島麻由美を観に行きました。

ライヴが好印象だったボロフェスタの後、アルバムを買ったらこれが物凄い傑作。慌ててチケット取って行って来ました。ボロフェスタでは小編成のメンバーで服装もカジュアルでしたが、この日は6人編成で衣装もドレスアップ。でもこの人、動きがあんまりエレガンじゃないから、ちょっと違和感があるというか何というか(声も、MCに入ると、歌っている時と全然違う小鳥みたいな可愛らしい声で、しかも喋りがつたなくて、かなり「萌え」な感じ)。

演奏自体は見事で、歌もバンドアンサンブルも聴きどころも満載でした(ただ、途中の弾き語りコーナーは、ボロフェスタ同様、若干のグダグダ感がありましたが)。彼女の曲は、言い知れない「ブルーな感じ」を常に身に纏っていて、それは、暗くもなく、重くもなく、悲しくもない、「憂い」というのとも違う、例えばマイルス・デヴィスの「Kind Of Blue」のようなジャズレコードから溢れ出ているような、独特の雰囲気を連想しました。そんな「ブルーな感じ」が、彼女の魅力でしょう。

音響も素晴らしく、伸びやかでセクシーな彼女の声も、それをガッチリと支えるタイトなバックバンドも、それぞれのパートの音がしっかりと立っていて、聴いていてとても気持ち良かったです。

演奏時間は1時間40分、アンコールは無し。さっぱりしてますな。

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