今日は十三ファンダンゴにははの気まぐれを観に行きました。ムッシュのサポートで観て以来(オーラスで演った「あのこをちょうだい!!」は、この時にも演ってた曲かな。なんか聞き覚えがあったので)。
駄曲無しの傑作アルバム「そろそろ時間ですよ」のリリース記念ライブ。
おっとりしたMCと、お世辞にも「華がある」とは言えないメンバーのルックスから、どんなライブになるのか想像できなかったんですが、アルバムの内容同様、素晴らしいステージでした。
アルバム同様「イントロダクション」〜「オレンジの種五つ」〜「ノック! ノック! ノック!」でスタート。セットリストは主に同アルバムから全曲+新曲という構成でした。
とにかく曲が素晴らしいので、あとはそのポテンシャルをバンドがどこまで活かせるかがポイントのひとつですが、スタジオ盤で入っていたキーボードやエフェクトに頼らずとも、それを補って余りあるバンドの演奏力によって、新たな魅力を生み出していました。
あくまでも楽曲本意のバンドアンサンブルでありながら、各メンバーそれぞれのサウンドがしっかり立っていて、個性が打ち出されているところは、正にライブバンドならではの醍醐味。飄々としているようで、その実、バンドサウンドを徹底的に磨き上げている拘りや骨太なメンタリティも感じられました。メンバー総動員のハモりも完璧。
ゲストとして参加し、アコギによるソロとははきまとのセッション「ははきまVSKY」でリリースパーティを盛り上げてくれたTOMOVSKYが茶化すように言っていましたが、このバンドには、本当に人気者になってもらいたいですね。いち京都人としても。
そろそろ時間ですよ | |
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ははの気まぐれ 松尾知生
ミディ 2007-11-07 |
はじめまして。「ははの気まぐれ」で検索していてたどりつきました。東京でCD発売記念ワンマンに行って感激した者です。
web上では、脱力系だとか、ゆるゆるだとか言われていて(ほめ言葉のつもりなんでしょうが)、私はこんなに「サウンドが立っていて」「骨太な」ロックバンドなのに、とずっと不満に思っていたのですが、こちらでこんなにキチンとした言葉で正等に評価されていてとてもうれしいです。うれしさのあまりコメントさせていただきました。今後の彼らの活躍が本当に楽しみですね!
確かに、MCはゆるゆるなんですけどね(笑)。
大阪のライブでは、演奏中に熱気のあまり倒れた女の子がいて、
メンバーにもよく見える距離で、ライブハウスのスタッフの人に抱えられて出て行ったんですけど、曲が終わると、心配そうにフロアに目を向けながら
「そんな……激しかったかなぁ」みたいな感じになってて。
「ははきまライブで女子卒倒」の図、でした(笑)。