雯2013 at CLUB QUATTRO (Osaka)

この日は梅田クラブクアトロで行われた「雯2013」に行ってきました。

前々々回はひとりで、前々回は家族連れで、前回はパスして、今年はまた家族揃って。

心斎橋クアトロでやっていた頃に娘を連れて行ったら、暗くて狭くて天井も低くてちょっと子供には息苦しい空間だったのが、こないだ行ってみたら結構広々していて、これなら子供も伸び伸び遊べるかな、と思って今回また連れて行ったんですが、娘(楽・3歳10ヶ月)は思いのほか(ハラハラするほど)伸び伸びして梅田クアトロを楽しんでいました。

オープニングはトロンボーンの藤本優も参加しての三田村管打団?。藤本氏と言えば随分前に観た藤本優+森本アリのデュオが印象的だったんですが、この日はオープニングの「ハイライフ・ヒム」、1stアルバムでも「雯ちゃんに捧ぐ」とされていた名曲「ベゴニア」での共演に続き、このデュオのレパートリーを管打団メンバーとともに数曲演奏していました。紙に直線や波線、矢印の書かれた譜面に合わせ、スライドトランペットとトロンボーンのスライドを前後してひたすらブロウするシンプルな演奏は、ユーモラスだけどかっこいい、単純なだけにパンチ力があって刺激的。

ラストはバリトン・サックスの井上智士も参加しての「キネンジロー」、そして管打団はドラムの塩入基弘を残し、STYLEの演奏に続きます。

ドラムスとバリトン・サックスというお互いに自由度の高い演奏を繰り広げられる編成で、時にクールに、時に激しくフレーズを絡めあう二人の丁々発止のやり取りに目を奪われていると、娘も気持ちが乗ってきたのか徐々に元気になり、「靴脱ぎたい」と裸足になった途端、ステージ前方を走りまくり。

STYLEに続いては音遊びの会。まるでエレクトリック・マイルスのような、トランペット主体のアバンギャルドな音から速度を落としたアブストラクトな押さえ気味の演奏への展開に軽く興奮を覚えました。

前方フロアの後ろ、一段高くなっているところがサブステージになっており、そこで植野隆司を迎えての下山のアコースティックセットがスタート。下山自体を全く聴いたことがなかったこともありましたが、それ以上に、娘が演奏中のメンバーの前をすたすた通り抜けたり目の前でゴロゴロしてたりしたので殆ど集中出来ず。植野さん、多分目の前の子が貝つぶさんを助けた子だとは気づかなかったはず。

ふちがみとふなとは、本人もMCで言っていたように、アップテンポの曲多めで楽しい雰囲気。最後はテニスコーツとの共演で、おそらく関西では初めてではないでしょうか。しかしなんという音の相性の良さ。植野氏のギターは船戸氏のベースと絶妙なブレンド具合、渕上氏とさや氏の声は、声質は違えど、進むべき道が同じというか、お互いに共鳴しながら一点に向かって駆け上るような一体感がありました。

続いてマヘル・シャラル・ハシュ・バズ。工藤冬里としての演奏は観たことがありましたが、バンドとしては初。客電がついたまま、そしてリハーサルと本番の境目がないまま、どこからか始まった演奏。曲を部分的にやっているような、途中から始まっているような、途中で終わっているような浮遊感と、ズラして入ってくるリズムに歌、マイクで拾っているZO-3ギターの音が、美しさとかっこよさを醸し出していてめちゃめちゃ引き込まれたんですが、かなり短めに終了。もっと聴きたかったです。

続いてサブステージでPIKAの弾き語り。さっきまで会場中をずっと走り回っていた娘は真ん前に座ってわりとじっと聴いてました。どうやらギターが好きみたいです。

おおたか静流&ことこと倶楽部が始まる頃には娘も徐々に疲れが見え始め、終わり頃には琴の音に眠気を誘われ寝てしまいました。

この時点で17時だったので、眠った娘を抱えて帰路へ。というわけで、毎回最後まで観られない雯ちゃん祭り、今回も途中退場となりました。帰りの電車で目を覚ました娘は「あしたもあそこ行きたい」と言ってましたが、明日はやってません。

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