曽我部恵一BAND at CLUB QUATTRO (Osaka)

今日は心斎橋クラブ・クアトロ曽我部恵一BANDを観に行きました。

いやもう、素晴らしいのなんのって。

まず選曲が素晴らしい。最新作にして傑作「LOVE CITY」を中心に、ソロ、サニーデイ問わずの名曲のオンパレードで、ライヴでお馴染みの「テレフォン・ラブ」からサニーデイ時代の傑作「24時」収録の「カーニバルの灯」や「今日を生きよう」などなど、どの曲も声が枯れるほど歌いたくなる曲ばかりで、特に「ここで逢いましょう」は、最初から最後まで曽我部氏の声が聞こえないほどの大合唱でした。

そして、バンドも素晴らしい。信じられないほどのライヴの本数と長時間のパフォーマンス(この日も何と3時間半)を血肉化したアンサンブルは、極限までクレイジーに爆発しながら、見事に安定/結束していて、特にドラムスはバンドを爆発させる鬼神の如き爆裂ドラミング。

曽我部氏の声も絶好調で、ステージ上の激しいパフォーマンスと手加減無しの唄い方を見ていて、なぜ声が保たれているのか不思議で仕方が無いですが、現に素晴らしいシャウトを何度も聴かせてくれました。

さらにこの日は、スタジオ版「LOVE CITY」の作り込みを補完すべく、キーボード、トランペット、サックス奏者が各一名ずつ参加。「LOVE CITY」以外の曲でも「瞬間と永遠」や「スロウライダー」などで彩りを与えていました。

観ている時はあまりの楽しさに時間の流れが止まっていますが、終わって時計を見れば3時間半が経過。会場を出た途端に身体のあちこちが悲鳴を上げ始めました。

ともあれ、ダブルオー・テレサとのツアー時から比較して格段に進歩した、これこそがライブ・バンドだ、という強烈なパフォーマンスに、踊り、歌い、笑い、感動した素晴らしい一夜でした。

24時
24時 曽我部恵一 サニーデイ・サービス

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