今日は、心斎橋クラブ・クアトロにソウル・フラワー・ユニオンを観に行きました。
「芸能生活20周年・人生40周年記念ツアー」と題されているだけあって、この日はニューエスト時代の曲がかなり多め。特に、初めて生で聴いた「杓子定木」「ソウル・サバイバーの逆襲」に大興奮(奥野真哉歌唱によるメスカリン「マウンテンバイク・フロム・ヘブン」というサプライズも)。
「アテルイとモレの逆襲」では、バックコーラスで参加していた桃梨の上村美保子を交えて同バンドのレパートリー「巌山」も披露。更には、6月7日発売のモノノケの3rdアルバムにも収録されるらしい登川誠仁「くんじゃんジントーヨー」を、中川オリジナルの「和訳」でプレイ。オリジナルの歌詞を付けてカバーすることの多い中川ですが、相変わらず「昔からその歌詞で歌われていた」と思わせる、自然で美しい言葉選びはやっぱり素晴らしい。
相変わらずと言えば、中川/奥野の掛け合いも、20年の付き合いの賜物か、だからこそ20年も一緒なのか、ネタでも仕込んでたんじゃないかと思わせるほど息がぴったりでした。面白いなぁ、この二人。
最近のソウルフラワーのライヴは、来る度に少しづつお客さんの入りが増えてきているようです(この日もかなりの盛況ぶり)が、それと反比例して、フロアの温度は徐々に下がってきているような感じ。数年前なら、ニューエスト時代の曲を演るだけでもみくちゃになっていたのが、今日に至っては「海行かば」でも最前列でゆったり踊れるほど。別に押し合いへし合いで汗だくにならなきゃいかん、というわけではないですが(お子様連れの方もご年配の方もいらっしゃってますし)、もうちょっとハジケてもいいような気もするなぁ……。
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