キセル at 磔磔 (Kyoto)

今日は磔磔に、キセルを観に行きました。

イベント以外で観るのは今回が初。この日は渚にてとのツーマンという豪華な組み合わせ。それも手伝ってか、会場内は当日券が余ったかどうか怪しいぐらい満杯状態でした。

その渚にては、前回クアトロで観て以来なので、随分久しぶりに観ました。
会場中の時間の流れを変えてしまうような、ゆったりとした曲調とサウンドに引き込まれ、うっとりと聞き惚れていました。久々に聴いて改めて感じるのは、柴山伸二氏の伸びやかな声の心地良さ。淡々と歌っているようで、力強く、だからと言って押し付けがましくないこの歌声が、なんと魅力的なことか。

サポートにエマーソン北村を迎え、メイン・アクトとして登場したキセルも、渚にてに比肩する独自の世界観(柔らかい関西弁のMCと相俟って)で会場を包み込んでいました。

キセルのような音楽の場合、CDで聴いていても充分、ということも少なくありませんが、このユニットの場合、ライヴパフォーマンスを観ないと真価が見えないバンドだろうと思います。会場の空気やリズムマシーンを操作する生々しさ、声の響き方等々、現場の空気を共有しないと感じられないエネルギーのようなものが音楽の一部のように感じられました。

アンコールで、今年リリース予定の新曲を一曲披露して閉演。次回公演はその新作を携えてのツアー、でしょうか。楽しみです。

旅 キセル

ビクターエンタテインメント 2005-05-21
売り上げランキング : 58949

おすすめ平均 star
starゆるゆるリラックス
starキセル リニューアル!

Amazonで詳しく見る by G-Tools

花とおなじ
花とおなじ 渚にて

Pヴァインレコード 2004-05-07
売り上げランキング : 108185

おすすめ平均 star
star春の兆しとしての梅のようなアルバム
star知りませんでした。
star花とおなじ高さの空

Amazonで詳しく見る by G-Tools

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください