今日はラブリーホールに、Konono No.1を観に行きました。
まずは対バンの渋さ知らズが登場。相変わらずの楽しさです。クアトロツアーでは観ることの出来なかった片山広明も個性爆発。ラブリーホールのようなローカルなホールで、ちゃんと盛り上がるかなぁ、と思っていましたが、客席は(ご年配のお客さんは別として)総立ちで大盛り上がりでした。
そして、今回日本初上陸の異色のアフロ・ビート・バンド、Konono No.1。パーカッションと、リケンベ(カリンバのこと)にピックアップを付けてアンプリファイしたものが数台ずつ、そこにホイッスルやボーカルがたまに重なる、というシンプルな構成で、派手な展開やキャッチーなフレーズが出てくるようなことも無く、一定のテンポで、ただただダンス・ビートを叩き出すのみ。
約一時間もの間、ノンストップでプレイする中、こちらも無心になって踊り続けていると、まるでミニマル.テクノのDJを聴いているような気分になってきて、改めてテクノが持つアフリカ音楽からの影響を思い返してしまいました。
アンコールでは、渋さのダンサーチームも登場して大盛り上がりの中終演。
ヘヴィな歴史を背負ったコンゴのハードコアなダンス・アクトに、アフリカ音楽の深遠さを感じた一夜でした。
Congotronics | |
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Konono No.1
Crammed Discs 2005-09-27 おすすめ平均 |