SPACEMOTH 8TH ANNIVERSARY PARTY at BO TAMBOURINE CAFE (Hyogo)

この日は元町BO TAMBOURINE CAFEで行われた「SPACEMOTH 8TH ANNIVERSARY PARTY」に行ってきました。

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会場は、普段はカフェとして営業している飲食店。店内は、ライブ仕様にするためにテーブルを表に出し、ステージ(と言うか、機材が置かれたスペース)を囲むようにして椅子を並べていました。フード・ドリンクメニューもライブ仕様のコンパクトサイズだったのがちょっと残念。テーブルが無いですから、仕方無いんですけどね。

雰囲気の良さそうなお店で、元町駅からでも三宮駅からでもアクセスしやすいので、今度普通にお茶しにきたいですね。この日はガンボをいただきましたが、とても美味しかったです。

トップバッターの森本アリは、まず出だしで、風船笛をサンプラーを使いながら演奏するパフォーマンス。ストローを切って長さを変えて音程を変えたり、音色の違うものを使い分けたりしながら、「楽器」として見事に吹きこなしていました。彼の手にかかれば、あれだけのものでも楽器になるもんなんですねぇ。

その後、ゲームボーイソロへ。4台のゲームボーイで奏でるイノセントなエレクトロニカ。それぞれが別々のシンプルなシーケンスを奏で、懐かしさと新しさが綯い交ぜになったような演奏は、心地良く、そして刺激的でした。

実は5年前に観ている(そしてそれが初めて観たアリ氏のパフォーマンスだった)んですが、殆ど記憶が……。
続いてのオニは初見でしたが、あふりらんぽでは聞くことの出来ない、ナイロンギターの甘い音色に、しっとりと歌い上げるボーカル。元々ギタープレイには定評がありますが、アコースティックだとそれがより引き立ちます。歌もとてもいい声で、すっかり彼女の弾き語りの世界に引き込まれてしまいました。

そうは言っても、やはり「あふりらんぽの“オニ”」。曲によっては奇天烈なシャウトが出てくるし、弦を引きちぎらんばかりに激しく弾きまくるアグレッシブなプレイも飛び出し、実に聴き応えのある演奏でした。素晴らしかったです。

トリのICHIは、いつもながらの素晴らしいパフォーマンスに、驚きや笑い声、拍手喝采が飛び交っていました。歌に弦管打鍵盤楽器を目覚まし時計や紙袋などなど、音のするもの全てを巧みに操る処理能力の高さと徹底された娯楽としての楽しさには、何度観ても感動を覚えます。タイプライターを楽器のごとく演奏する曲が初見だったと思うんですが、これまたお見事。

最後に、出演者全員でのセッションがありましたが、これはまあ、寄席で言うところの大喜利みたいな感じですね。オニがICHIの楽器、ICHIがオニのギター、アリ氏はソロでは使わなかったトランペットでの即興演奏でした。

終演後、オニのCDを購入して帰路へ。椅子が硬くてお尻が痛かったですが、とても楽しいイベントでした。お店の雰囲気もそうですが、全面ガラス張りの窓から見える外の景色も面白かったです。通りがかりの人が、何をやってるんだろう、というような表情で視線を走らせていたり、煙草休憩にたむろしていたり。路地から見える周囲の店も、ちょっとヨーロッパ風の佇まいの建物が多く、時が経つ毎に徐々にシャッターが下りたり照明が消えていったりしている風景が、ハウス名作劇場の世界にでも迷い込んだかのようで、なんだか楽しかったです。

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