「ショピンとたゆたう」 at UrBANGUILD (Kyoto)

この日の夜は、旧グッゲンハイム邸で行われた「とんとこ Vol.2」の後京都へ向かい、UrBANGUILDショピンたゆたうを観に行きました。

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たゆたうはこの日が初見でした。ギター弾き語りとバイオリンその他+コーラスによるデュオ、という異色ながらいかにも足取りの軽そうな編成で、伸びやかに歌う二人のハーモニー、自由奔放に漂う曲は色鮮やかで美しいんですが、強く激しく弾かれるバイオリンのパワフルなサウンド、時に鳴らされる鉄琴やピアニカ、おもちゃ楽器のユーモアが一癖二癖加えています。

後半ではショピンのリズム隊も加わっての演奏。気づけばショピンにドラムスが入っているのを初めて知り、SAKEROCK脱退後初めて観る田中馨なのでした。
ショピンは約2年半ぶりでしたが、メンバーが増えながらも、相変わらずの楽しさ。たゆたうの後に聴くと、特にその「風通しの良い音」の心地良さが印象的でした。野々歩の歌声、メンバーの風貌によるところもあるかも知れません。

お客さんが振り付けやコーラスで参加する曲もあり、ほのぼの感、脱力感はさらに増しているような感じでしたが、逆におもちゃ楽器の扱いはより演奏の中に違和感無く自然に馴染んでゆき、ドラムスが加わったこともあってか(とは言え、半分くらいはドラムを叩かずにおもちゃをいじったり笛を吹いたりしていましたが)、よりバンドサウンドとしてのタイトさが生まれているように思いました。

アンコールでは、たゆたうと合体し、それぞれの選定したカバー曲を一緒に数曲、最後にたゆたうの曲を演奏して終了。まるで最初から同じバンドであったかのような相性の良さを見せた両バンド、東京でも対バンが実現しそうですね。

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