MASS OF THE FERMENTING DREGS at CLUB QUATTRO (Osaka)

この日は心斎橋クラブ・クアトロMASS OF THE FERMENTING DREGSを観に行きました。

みやこ音楽祭などでは観ていましたが、ワンマンは初。

レコ発ツアーが宮本菜津子の喉の治療のために延期になっていたので心配しましたが、すっかり全快したようで、あの透明感のある伸びやかな声が力強く響いていました。終始楽しそうに満面の笑みを浮かべながら演奏する姿も勿論健在。

ノイジーな爆音と破壊的なリズムの中で、決して上手くない、でも埋もれずしっかりと届いてくるあの声は、このバンドの最大の要。この歌を聴いているだけでグッと来てしまいます。ほんとこれからも、喉、大事にしてほしい。

新作も含め、コンピレーション用に書いたという新曲も披露。この曲ではキーボードを使用しているので、宮本菜津子が鍵盤を弾き、ベースには新作のプロデュースにも参加した中尾憲太郎がゲストとして参加。Number Girl解散後はあまり観る機会の無い彼のベースプレイに場内大興奮。

さらに続けて、「このスピードの先へ」のキーボード入りバージョン(元々レコーディングの際に中尾はキーボードを入れたがっていたらしい)でも参加。

ステージもフロアもハイテンションなまま、「かくいうもの」へなだれ込み、ここで中尾は簡易ドラムセットを激しく打ち鳴らし、フロアもこの日最大の熱狂。これはもう、格好良過ぎでしょう。

ラストはお馴染み「ベアーズ」で終演。本編でやり尽くしたのでアンコール無し、約90分。

新作での成長の幅を考えると、これからますますいいバンドになっていきそうで、今後の成長がさらに楽しみです。

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