今日は、心斎橋クラブ・クアトロにMO’SOME TONEBENDERを観に行きました。去年のボロフェスタ以来約一年ぶりで、ワンマンは初見。
去年観たときのような、焼き切れるようなヒリヒリとした凄まじいテンションというのは感じられませんでしたが,やはりバンドは非の打ち所の無いタイトさで,何よりも、新旧/緩急自在の楽曲群がどれも見事にライブ映えしていて、しかも、ドラマティックな展開をみせるセットリストが、曲の魅力を更に引き立てていました。
リリース目前の新作からの曲も数曲演りましたが、どの曲も先行シングルで確認できるような、ストレートでポップなテイスト。それが過去の曲と並べられることで,従来のモーサムの曲も、どれもがメロディセンスにおいて高い完成度を誇っていた、ということを再確認させられたようにも思います。新作は,曲の良さが、より素直に前面に出てきた、といった感じでしょうか。
オープニング「Dum Dum Party」から、ラスト「凡人のロックンロール」まで、ひたすら楽しく、気持ちのいい汗をたっぷりかかせてもらいました。終演後,「1時間ちょっとぐらいしかやらなかったのかな」と思って時計を見たら、2時間経ってました。これほど、時間を忘れて夢中になって踊ったのも久しぶり。
来年も行こうっと。
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Rockin’ Luuula MO’SOME TONEBENDER 百々和宏 コロムビアミュージックエンタテインメント 2005-12-07 |