三田村管打団? at 旧グッゲンハイム邸 (Hyogo)

この日は旧グッゲンハイム邸三田村管打団?を観に行きました。

この日は平岡新、森本アリ、安川マナミというトランペット3人、亀井奈穂子、飯野弥生、澤井まり、松田徹というサックス4人が見事に勢揃い。チューバは塩田遙ひとり、ドラムスは光田臣がドラムセットに座っていました。光田氏がこの楽団でドラムセットに座っているのは多分初めて観たと思います。トロンボーンはお馴染みの廣田智子、不動翔子にもうひとり女性が、そしてバスクラリネットを吹く男性が1人、と、久々に観に来たら懐かしいような珍しいような不思議なメンバー構成になっていました。

曲目もそんな感じで、飯野氏がいる分、“管打団、西へ”を始め、懐かしめの曲もありながらも、彼女の新曲を含む新しいレパートリーもかなり増えていて、メンバーも若干熟れていない雰囲気も醸し出しつつの演奏でした。

加えて子供も多めで、中でも光田氏のお子さんが1曲目から泣き通しでパパも困った様子。あやしたりジュースを飲ませてあげたり大好物の納豆を持って来たりと手を尽くしてみるものの泣き止まなかったんですが、後半に入ると自ら身体を揺すって踊り狂っていたので子供は分からないものです。

その光田氏のドラムは、塩入基弘のラウドでシャープなサウンドではなく、ソフトで裏打ちするようなドラミングで、それもこの日の三田村のサウンドを新鮮に響かせていたように思いました。

前半は娘(6歳2ヶ月)と二人で部屋の中で観てましたが、後半は庭でカレーを食べながら聴いていました。先日の東京と比べてのあまりの湿度と気温に塩屋へ着くまでに吐くんじゃないかと思うぐらいでしたが、陽が落ち始めた海辺の塩屋は風もさわやかでとても気持ち良かったです(これで蚊さえいなければ……)。

終演後は、娘と庭で少し遊んでから帰路へ。遊んでいたら、三田村メンバーが吹く二階堂和美“お別れの時”が部屋の中から聴こえてきました。

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