埋火 at Namba BEARS (Osaka)

この日はNamba BEARS埋火を観に行きました。

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ゑでぃまぁこん(アコギ、エレベ、ドラム、サックスにスティールギターで、たっぷりとした間を作りながら歌われるフォーキーなサウンド)、渡辺勝松倉如子(渕上さんをイノセントにした歌に、渋い声とギター、時折ピアニカ。渡辺氏は、はちみつぱいのオリジナルメンバーの方だったんですね)がそれぞれ50分ほどのセットで演奏し、埋火の登場の頃には、フロアは人でびっしり。

見汐麻衣氏のリバーブたっぷりのSGの音がたまらなく良かったのと、須原敬三氏のベースが超絶格好良かったです。親指弾き、2フィンガー、ピックを自在に使い分け、バンドサウンドの「芯」を確実に押さえながら、表情豊かにフレーズが紡がれる鮮やかなフィンガリング。演奏中の、飄々とした楽しそうな表情と動き、とぼけた関西弁のしゃべりで、緊張の中に適度なリラックス感を生み出していて、バンド全体のムードをしっかり支えていたように見えました。声援も須原さんばかりでしたね。半分野次でしたが。

見汐氏も須原氏も体調が優れなかったそうですが、そんな様子を感じさせない素晴らしい演奏でした。

「秘密」からは、照明を落とし、ステージ背後に張られた白い幕を使ったシルエットのような映像の演出もあり、シンプルながらも適度に緩急のあるライブだったのも良かったです。見汐さんのMCも面白かった(「黄色い涙」は、自分がテーマ曲をやりたかったのに結局映画のサントラはSAKEROCKになり、見汐さんがハマケンに会った時に「自分、永島慎二とか知らんやろ」と言ったら「まぁ、仕事ですから」と言われた、とか、「私はエコとかクソやと思ってるから」とか。毒舌な人なんですね)。

セットリストを、志賀さんのブログより転載。

1.だから私と
2.なぞなぞ
3.letter
4.サマーサウンズ
5.わたしのふね
6.すべては風景において
7.エンドロール
8.遠い散歩
9.マリッジブルース
10.黄色い涙
11.うずみび
12.秘密
EN1.と、おもった
EN2.ほおづき

わたしのふね
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