COUNTDOWN JAPAN 08/09 at INTEX OSAKA (Osaka)

この日は、インテックス大阪で行われた「COUNTDOWN JAPAN 08/09」に行ってきました。

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一昨年より始まった大阪でのCDJですが、僕は電気グルーヴが出る時だけ行こうと決めていたので、2年ぶり、初日だけの参加です。
とりあえず観ておきたいな、と思っていたPerfumeは、ガッツリとアイドルノリと、いわゆる「ヤスタカサウンド」も快楽全開のディスコ/ハウスで、胃もたれしそうな味の濃さに、二曲が終わってMCが始まった時点でギブアップ。可愛かったけど、それだけではね。

くるりは、みやこで弾き語りしていた曲も含め、新曲メインのセット。まあこのフェスでは新曲を演ることが多いので、逆に楽しかったです。MCで「「ばらの花」を……と言いたいところですが、やりません。新曲ばっかりやります」と言ってしまうところも、心得てるなぁ、という感じ(お客さんも「えーっ」って言ってましたからね)。それでも「マーチ」、「How To Go」と、過去の名曲で盛り上げてくれていました。
昼食にきつねうどん(フェスではあり得ないほど、麺もお揚げもしっかりしていて美味しかった)とたこ焼き(甲賀流。めちゃめちゃ美味しかった)。CDJのフードコートは美味しいし落ち着けるので、つい沢山食べてしまいます。

曽我部恵一BANDは、「キラキラ」「結婚しよう」「有名になりたい」「海の向こうで」「ジュークボックス・ブルース」「ハルコ・ロック」「テレフォン・ラブ」「青春狂走曲」「魔法のバスに乗って」という、お馴染みのナンバーでガッツリと盛り上げていました。これがマンネリにならないのは、お客さんのレスポンスがフレッシュだったからかも知れません。
YO-KINGのソロ以外では初見だった真心ブラザーズは、「拝啓、ジョン・レノン」が聴けた以外は、ソロの方が良かったかな、という感じ。
機材トラブル(向井氏のギターから、弾く度にバリバリとノイズが出る)でやや遅れての開始となったZAZEN BOYSは、セットリストを若干変更したようですが、冒頭「Asobi」〜「I Don’t Wanna Be With You」の流れ、後半の「Honnnoji」、「Cold Beat」、「RIFF MAN」の展開は素晴らしく、相変わらずライブをすればするほど(MATSURI SESSIONをすればするほど)強靭になっていくバンドサウンドには脱帽です。ベーシストが吉田一郎になって以来出ていないライブアルバムも出してほしい。

そしてこの日のお目当て・電気グルーヴ。「ズーディザイア」、「モノノケダンス」、「Acid House All Night Long」と、今年リリースの新曲を次々と繰り出し、「モノノケダンス」では、サビの部分で卓球がステージ前に飛び出し、クネクネ踊りながら歌う姿も。

そして、来年初頭にリリ-スされる「The Words」の日本語バージョンを披露。日本語になっても虚無的な歌詞が電気らしかったです。
煙が吹き出す銃を客席に向けて吹き出しながら瀧が歌う「ガリガリ君」に続き、「ツアーツアー」以来久々に聴いた「B.B.E.」では、ラストで卓球と瀧が、ピースサインをしながら、ステージを走り回りながら「かにー」を連呼。馬鹿過ぎて楽しい。そういう意味ではこのパートが一番電気らしかったですね。

四つ打ちアレンジの「VOLCANIC DRUMBEATS」〜「かっこいいジャンパー」、そして「レアクティオーン」で締める、40分のテクノ・パーティ。最高に楽しかったんですが、一昨年のCDJ、WIREに続き、短いステージしか観られていないので欲求不満もたまります。来年もツアーしてくれないだろうか……。

とりあえず、お目当てのバンドが終わったので、この後はケバブカレー食べたりいか焼き食べたりしながらまったりと過ごし、SEAMOをチラ見、Ken Yokoyamaをチラ見し、ダイノジのDJで盛り上がってるお客さん(実際、すごく楽しいDJでした。大谷氏がブースから煽り、大地氏が左右のダンサーとずっと踊りっ放しというコンビネーションで、フロア中が大地氏に合わせて一斉にヘドバンしてた光景は圧巻でした)を見て帰路につきました。

CDJはメンツはさておき、お客さんの質が良いし、スタッフのケアも最高で、イベント全体のクオリティの高さはサマソニを超えているんじゃないでしょうか。少なくとも、自分に子供が出来て、安心して連れてこられるフェスは、CDJ以外に思い浮かびません。
来年以降も、関西で開催出来ることを祈っております。

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