今日はNamba BEARSにTHE JACK AND JIM SHOWを観に行きました。
何と言っても、ジミー・カール・ブラック、70歳にして初来日、です。「FREAK OUT」「We’re Only In It For The Money」のプレイヤーが観られるというだけで感動してしまいますが、肝心のドラミングが、実に「感動的」。
ユージン・チャドボーンが軽妙にバンジョーをかき鳴らす一曲目から、「とったん、ぱったん」と、覚えたての学生みたいなリズム感。はっきり言ってドラム無くても、チャドボーンの歌とバンジョーだけで音楽的には成立してるわけです。でも、もたもたしたドラムで、ちょっとクオリティを下げているわけです。何せ、「どかどかどかどか」と単純なフィルインを決めるだけでも歓声が上がるぐらいですから。
この、「わざわざ精度を落としている」感じが、何とも楽しい。
ブルース(Hoochie Coochie Man)やボサノバ(イパネマの娘)などを滑稽なアレンジで演奏する二人の音楽は、テクニカルなジャックとへっぽこなジムとの、噛み合ってるんだか合ってないんだか分からないねじれ方が独特のポップさを醸し出していて、そんな音楽をじいさん二人が楽しそうに演奏しているのがまた楽しく、観ていて思わず笑みがこぼれてしまうほど。
しかし、やはり最も感動したのはザッパ・ナンバー「Concentration Moon」。こんな曲を、オリジナル・メンバーのプレイで聴くことが出来るなんて夢にも思わなかったし、こんな曲で感動することなんて考えもしなかったです。「I’m Jimmy Carl Black, and I’m the Indian of the group 」というMCまでそのまんまなんだから、40年前の作品だということを考えれば、これはもう「タイムスリップ」と言っても過言ではないでしょう。
本編ラストでは、熊手にノイズ発生装置を付けたような自作の楽器であちこち引っ掻き回しながら「Help, I’m A Rock」、そして「It Can’t Happen Here」。こんな曲を、たった二人でカバーし、熊手でノイズをまき散らす馬鹿さ加減は、笑わずにはいられませんでした。
いやぁ、いいもん観せてもらいました。元気なうちに、また来日してほしいです。
↓真ん中でぬぼーっと立ってるのがジムね。まさか生で拝めるとは……。
We’re Only in It for the Money | |
The Mothers of Invention
Zappa 1995-04-18 おすすめ平均 |
めっちゃ面白かったですね〜。
ジミーさん写真と変わってなかったですね!
二人の空気がすごくおちゃめでフリーダム過ぎて笑えました。