11th Festival Beyond Innocence 2007〜FINAL〜 at BRIDGE (Osaka)

今日は新世界BRIDGEで行われた「11th Festival Beyond Innocence 2007〜FINAL〜」を観に行きました。



タイムテーブル(事前告知のもの。実際は前後しました)
12:00 opening live — チョモランマ / neco眠る
13:00 かきつばた
13:20 小島剛&村上ゴンゾ
13:40 BOGULTA
14:00〜14:20 set change
14:20 にかスープさやソース
14:40 STYLE(井上智士、塩入基弘)&不破大輔
15:00 XEXI-(山本精一、楯川陽二郎、元山ツトム)
15:20〜15:40 set change
15:40 吉田達也&千野秀一
16:00 大谷安広&KK.NULL
16:20〜16:50 set change
16:50 巻上公一&OORUTAICHI&Samm Bennett
17:10 野村誠&外山明
17:30 アキビンオオケストラ
17:50 アルタードステイツ(内橋和久、ナスノミツル、芳垣安洋)
18:10〜18:25 set change
18:25 灰野敬二&半野田拓&ZAK
18:45〜19:00 set change
19:00 梅田哲也
19:20〜19:40 set change
19:40 sim(大島輝之、大谷能生、植村昌弘)
20:00〜20:20 set change
20:20 どらビデオ&Won Jiksoo
20:40〜21:00 set change
21:00 高橋悠治&今井和雄&天鼓
21:25〜21:40 set change
21:40 Carl Stone ソロ
22:00 今日の山本精一&内橋和久
22:10 終演

会場に向かおうとエレベーターに乗ると、横には吉田達也。

会場入りし、ステージに目をやると、客席横にどらビデオ。

トイレに行こうと会場後方へ行くと、芳垣安洋と外山明が談笑。

ステージと会場の間を、内橋和久やZAKがうろうろ。

僕は遊園地が嫌いなので本当のところは分かりませんが、ディズニーランドってこんな感じなのかも、と思いました。正に天国。

どのセッションも素晴らしかったですが、とりわけ印象的だったのはアルタードステイツ(短時間での圧縮度と爆発力が凄い)、sim(植村昌弘のドラム・フィルが強烈)、野村誠&外山明(野村誠のはじけっぷりとお茶目な外山さんが素敵)、アキビンオオケストラ(空き瓶だけで生エレクトロニカのようなパフォーマンスでした)。

ベスト・アクトはBOGULTA。砂十島NANIのテクニックと、コアさ、ポップさ、ユーモアの加減と演奏クオリティのバランス感覚は天才的。閉鎖となるBRIDGEにまつわるMCも感動的でした。

このイベントは、BRIDGE閉鎖に伴い、今回をもって終了、とのこと。

くるりの岸田氏が、京都音楽博覧会のステートメントで「大型音楽フェスティバルの定着とともに、本来音楽フェスが持つ意義/意味も曖昧なものになってきた感が否めないのも事実」「音楽が商売道具に成りさがってしまった」とストレートに語っていますが、この「Festival Beyond Innocence」というイベントほど、リアルで生々しく、限りなく純粋で美しい「音楽の現場」を生み出している空間というのは、今まで出逢ったことがありませんでした。大阪(しかも新世界)ということも、多少なりとも影響しているんでしょう。

是非またいつかどこかで、こんな風に「音楽」にどっぷりと首まで浸かれるような、生々しく激しい現場を生み出してほしいものです。

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