長岡京ソングライン ’13 at 長岡天満宮 (Kyoto)

この日は長岡天満宮で行われた「長岡京ソングライン’13」に行ってきました。

昨年に引き続き、家族揃っての参加。今年は数日前の予報だと降水確率が高かったけれど、当日は暑いほどの快晴。娘(楽ちゃん。現四歳三ヶ月)はベビーカーも不要になり、朝早くから家を出て、会場まで散々寄り道しながら向かいました。

開演間もない時間から、広場ステージの前はお客さんでいっぱい。ベビーカーや抱っこ紐で子供を連れたご夫婦から車椅子で来られているご年配の方まで、朝からとても楽しそうな様子でした。

娘と小玉哲也を観た後、竹林ステージ近くでお昼ご飯を食べ、ツルギを観ていると娘の友達と遭遇。元々長岡京住民だったので、普段からこの辺りに遊びに来ているママ友たちとも遭遇し、娘は友達と遊び、嫁はママ友と飲み始め、まるっきり日常の雰囲気に。これも、ソングラインが長岡天満宮を占拠してしまうような大規模なものではなく、ステージ裏のテニスコートではいつも通りテニスをしていて、遊具のある公園ではいつも通り子供たちが遊び、ステージすぐ横で井戸端会議をしていてもお互い共存できる絶妙なバランスで存在しているからだろうと思います。娘と嫁が思い思いに楽しんでいる間、元運営スタッフだった方に裏話など聞かせてもらいましたが、近隣との関わり合い、電力やコストの問題など、色々と苦労があって今の形になっている模様。場所的には音楽イベントをやるには最適だと思いますが、他にあまり催されていないのは、その大変さによるものかも知れません。僕らが何の気兼ねもなく、居心地よく滞在できる理由は、その裏に沢山の気遣いがあったんですね。

今年は同日に音博もありましたが、あちらは公園をある程度占拠してしまい、向かいも水族館になってしまっていて公園としての機能が殆ど停止してしまう上に、ビッグアクトが出るのでチケット代も高く、「家族で気軽に遊びに行って適当に帰る」ということが出来ないのがつらいところで、もっと言えばそのビッグアクトも「知ってる人なら楽しめるけど……」というところもあり、初見でもすんなり楽しめるブッキングがされているソングラインのようなフェスのありようは(自宅の近所ということも含めて)奇跡的だと思います。

ふと気付くと娘ははせがわかおりを最前列で観ていたりもしましたが、基本友達と遊んだりあちこちうろついたりと落ち着きなく遊び回っていました。

広場ステージに戻ると、去年のインパクトも記憶に新しい井乃頭蓄音団が演奏中。娘が人をかき分け最前列まで行くと、ここでまた別の友達一家と遭遇し、歌を聴くやら子供たちで大騒ぎするやら。

木陰でおやつを食べて、水上ステージのthe武田組を少し観て、15時過ぎ、西日が強くなってきた頃に帰路につきました。

毎年徐々に集客が増えている印象ですが、今年は特に地元の浸透率が高まったのか、知り合いと遭遇する回数が多く、フェスのありようとしてはよりいい雰囲気になってきているかな、と感じました。お客さんのマナーも良くて、お互い支え合いながら、節度を持って、思い切り楽しんでいるという雰囲気が伝わってきます。

娘は、友達が多かったのもありますが、成長に伴って気が多くなってきたのかな、という感じ。来年からは幼稚園にも通うようになるので、来年の今頃はまた随分反応が変わっていそう。

来年も、晴れるといいな。

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親が泣くLIVE AT 下北沢GARDEN 29 FEB.2012 井乃頭蓄音団

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