この日は長岡天満宮で行われた「長岡京ソングライン ’12 」に行ってきました。
僕は去年まで長岡京市民でしたが、今年から向日市民。でも隣町なので、やはりとても近い。ただ今年は午前中天気が悪かった(結局降らなかったようですが)のと、僕も嫁も少し仕事があったので、自宅で昼食をとってお昼から天満宮へ。
トイレトレーニングも終わり、口も達者になった娘(楽ちゃん。現三歳三ヶ月)は、会場に着くなり最前列に座る気合いの入りよう。去年にも増してライブを観るのが好きになったらしく、曲が終わると「まだやる?」と訊いてくるし、好きな音楽だと集中して座ってるか、楽し過ぎて踊り出すという感じ。
毎年お客さんが増えている印象のある同イベントですが、今年はさらに人が多くなり、ステージ周辺はかなりの混雑具合。それでも、敷地面積の広さもあって自由に遊べる余地はいくらでもあるし、トイレの行列も、少し奥まで進めば別の空いてるトイレが見つかるし、ストレスはベビーカーの移動ぐらいのもの(これも、来年には不要になるかな)。
お客さんは外から来る人がかなり増えている印象でしたが、ご近所さんもやはり多く、赤ちゃんから年配の方まで幅広い客層は相変わらず。しかも、年齢に関わらず、みんなが楽しそうに笑っているのがとても印象的で、母親に抱っこされている小さな女の子が笑ってる傍で、おじいさんがニコニコしながらステージを見つめているというのが当たり前に共存しています。
ミュージシャンの演奏はどれも満足のいく内容だったんですが、このイベントほど「お客さんが作っている」と感じるライブも珍しく、お客さんが率先して場の空気を盛り上げ、引っ張っていく姿が目立っていて、野外の開放感含め、この感じはライブハウスや通常のライブイベントではなかなか生まれないだろうな、という気がします。
日常空間との境目のなさもあって、とにかく居心地がいいし娘も何時までも音楽を聴いていたそうでしたが、16時には後ろ髪引かれる思いで帰路へ。娘はベビーカーに座ると即寝。夜には布団の中で「あしたもかんだだんみにいくー」と言ってたのですが、明日はやってないし管打団でもないけど、また近いうちに、どこかでやってる音楽イベントを探して連れて行こうと思います。
この日観たアーティスト:空中ループ→the武田組(楽ちゃん「このおじさんのお歌、面白いねぇ」と嬉しそうでした。確かにかっこ良かったです)→SiMoN→石川寛也→原田茶飯事→井乃頭蓄音団(楽ちゃんはこの日一番踊ってました。僕も一番衝撃的だったかな。演奏力とユーモアのバランスがお見事)
親が泣くLIVE AT 下北沢GARDEN 29 FEB.2012 | |
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井乃頭蓄音団
いのかしらレコード 2012-09-05 |