今日は大阪城野外音楽堂に、クラムボンを観に行きました。ワンマンで観るのは初。
この日は一日中、雨が降ったり止んだり。開場前には止んでいた雨も、開演中は終始小雨ながらもほとんど降りっぱなしでした。
いつもなら、「野外で雨」と言えば「憂鬱」がつきものですが、この日は辛さよりも楽しさが勝っていました。
入場時にお客さん一人ずつに配られたシャボン玉を、クラムボンを聴きながら気ままに吹いていると、空はシャボン玉でいっぱい(シャボン玉って、雨が降ってても飛ぶんですね)。何なんでしょう、シャボン玉というのは、心が穏やかになりますね。幸せな気分で見とれてしまいました。シャボン玉を吹くのも久しぶりでしたが、意外と夢中になりますね。大きいのが作れると嬉しかったりして。
演奏は「サラウンド」でスタートし、アップテンポの曲で固めた前半から、徐々にメロウで幻想的な曲につなげていく構成で、ハイライトは、客席から流れるたくさんのシャボン玉が、後半の劇的な展開を見事に演出していた「ララバイサラバイ」。メンバーも終始ご機嫌で、原田都子もキャッキャはしゃいでいました。
本編が終了し、アンコールでメンバーがステージに現れると、僕らは事前にシャボン玉と一緒に(メンバーに内緒で)渡されていたサイリュームを点灯してお迎え。メンバーは「何これ、ドッキリっ」と驚きながらも大喜びでした。最後の曲「バイタルサイン」をガッチリ決めた後、サイリュームの海をミトがケータイで撮影。
シャボン玉にしてもサイリュームにしても、観客が一緒にライヴに出来るというのは、それだけで凄く楽しいもので、喜んでくれたメンバーを見ていて、こちらも凄く幸せな気分になりました。
曽我部恵一の言葉を借りれば、
「こんな贅沢な夜は無い」。
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