この日は大阪城野外音楽堂で行われた「梅田シャングリラ5周年記念感謝祭〜LIKE A ROLLING STONE〜」に行ってきました。
家屋揃って会場に入ったのは、午後二時頃。ガガガSPの演奏中でした。
ステージはメインの正面と、芝生席に小さなステージが組まれ、メインが(CHABOとトリのソウルフラワー以外)30分、小ステージが20分で、セットチェンジに合わせて間を空けずに交互に演奏が行われるというスタイル。
バンドの演奏時間が短いイベントあまり好きではないですが、この日に限ってはブッキングの妙なのか、ライブだけを追いかけ続ける忙しなさも感じず、演奏時間も適度な長さに感じられました。
ステージバックのエンジのカーテン、シャングリラに馴染み深いメンツ、シングルマンの思いがむき出しでぶつけられたようなタイムテーブル……と、正に5年間のシャングリラの歴史が圧縮されたような、シャングリラでしかあり得ないような、特殊で、でも、シャングリラがそのままデカくなったような親近感をも感じさせる、素晴らしいイベントでした。
僕は0歳児を連れていたので、まだライブハウスに行くには小さすぎる我が子に、1歳になる一日前にneco眠る、曽我部恵一BAND、そしてSOUL FLOWER UNIONを観せられたことが、とても幸運だったと思っています。
ありがとうシングルマン。5周年おめでとうございます。
シャングリラは最高のハコです。またすぐに遊びに行きます。
シングル・マン(紙ジャケット仕様) | |
RCサクセション
USMジャパン 2008-07-02 おすすめ平均 |
こうやってまとめてみると、いろんな思い出が走馬灯のように蘇ってきます。
ニカさんを初めて観て感涙したのもこの場所、両膝と両手に花火を持ってフロアに現れた野人・砂十島NANIを初めて見たのもこの場所。犬式の4時間ライブも、HOP KENも、neco眠るのPV撮影も、シングルマンの大友康平のモノマネも。
でも、何より記憶に焼き付いてるのが、最初の年の開店間もない頃のガラガラのライブ。それは、客の少なさに対する衝撃もありましたが、ライブの内容の凄まじさも未だに忘れられません。この頃のリミエキは強烈なハイテンションで爆走していたし、ズボンズも毎回名演としか言いようの無い無敵のパフォーマンスを繰り広げていました。
そして、チャイナさんがいるDMBQを観たのも、あの日が最初で最後でした。
自分の人生の節目も、あの会場の記憶にしっかりと焼き付いていて、色んな意味で、シャングリラの存在は自分に撮って大事なものになっています。