今日は京都音楽博覧会 IN 梅小路公園に行ってきました。
今年はどこの野外イベントでも天候に恵まれ、雨を気にせず楽しむことが出来ましたが、この日はついに……というか、天気予報にも騙されて完全に油断していたので、何の雨具も持たずに会場入りしてしまい、えらい目にあってしまいました。
第一波は、大工哲弘&カーペンターズが始まってすぐの土砂降り。大工さんが歌っている間中、痛いぐらいの大粒の雨が叩き付ける状況が続いたものの、演奏が終わるや否や、徐々に回復。
しかし安心していた数時間後、第二波は自称雨男・小田和正のステージにこれまた自称雨男の岸田茂が登場した途端に始まり、さすがにたまらず、タラフの狂ったようなビートを遠くに聴きながらいそいそと退散。
いやぁ参った。しばらくフジロックに行ってないせいか、完全に雨対策を怠ってしまいました。
音博自体はどうだったかというと、アーティストのブッキングは非常に個性的で面白かったものの、もう少しいろんな意味で「ゆったり観られる」空間作りだったら良かったかなぁ、という感じ。各アーティストの持ち時間も少ないし、1ステージでセットチェンジの間も短いために、あまり会場中をうろうろする余裕も無く、ほぼ定位置で出てくるアーティストを見続ける、というのは、せっかくの公園というシチュエーションの楽しさ・面白さが発揮出来ていなかったように思われます。
同じ京都でいえば、ボロフェスタや、それこそみやこ音楽祭の持つ「手作り感」や「地元密着」の魅力を上回るまでには至っていない。まあ比較するものではないかも知れませんが、正直、本イベントが掲げている「音楽の復権」というテーマは、会場の遠くで響いていた気がしました。
いやでも、Coccoは初見でしたが、素晴らしかったですね。MCも面白かったし。
きらきら | |
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Cocco
Viictor Entertainment,Inc.(V)(M) 2007-07-24 |