今日はフェスティバルホールに、EARTH, WIND & FIREを観に行きました。言わずと知れた、超一流・最高級ディスコ・ソウル・バンド。ライヴを観たのはこの日が初めて。
35年のキャリアに裏付けされたステージ・パフォーマンスは、常にアクティブに動き回り、セットリストもアレンジも含めて、オーディエンスを見事に盛り上げていました。ベテランとしての円熟度に加えて、ダンス・アクトとしての若々しいエネルギーに溢れていて(特にフィリップ・ベイリーのファルセットが素晴らしい。何歳なんだあのオヤヂは)、経験値と今日性が上手く両立されているなぁ、という感じ。
現役バンドとしての実力を見せつけるように、新曲も織り交ぜて盛り上げながらも、最後には、「Let’s Groove」、「Getaway」などなど、数多有る「必殺技」のオン・パレード。そりゃ勿論、大興奮ですよ。
……それにしても、SANTANAとかもそうですが、これだけのキャリアがあるバンドだと、「ダンス・アクト」としての側面があったとしても、「ファンの年齢層が高い」ために、こういう大きなホールだと、少しスポイルされてしまうのがいつも残念。毎回若いファンと年配のファンの講堂に差があって、踊りまくったら良いのか座って観れば良いのか、なかなか自分のペースで楽しみづらいんですよねぇ。こういうバンドは野外フェスとかで来てほしいな。
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Illumination EARTH WIND & FIRE Sanctuary 2005-09-20 |