今日は、いずみホールにJVC 国際協力コンサートを観に行きました。僕としては珍しくクラシックのコンサートで、演目はヘンデルの「メサイア」（はーっれっるっやっ、ってやつですね）。
日本国際ボランティアセンターによるチャリティコンサートで、チケットの売り上げは同団体の活動資金となる、ということらしく、ひょっとして、あまりお金のかかっていない、質素なものになるのかな……と思いきや、オーケストラに100人くらいの合唱団まで付いたフルスケール。お見逸れいたしました。これでチケット代5,000円（一番高い席は10,000円。でも、僕の席でも前から4列目）は、安すぎます。
普段クラシック音楽は（この日記を見てのとおり）滅多に聴かないので、会場のエレガントな雰囲気も、丁寧にオケから音を引き出すタクトも、とても新鮮でした。特に音が素晴らしく、ライヴハウスのようにアンプで過剰に増幅しない、会場の「鳴り」を主とした音響はひたすら心地よく（当然の如く、後半は睡魔との闘いでしたが）、ハイエンドオーディオのマニアが自宅で血眼になって再現しようとしているのはこれなんだな、と得心しつつ、眠りに……いやいや。