「ちびっこクリスマス」 at 京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ (Kyoto)

この日は京都コンサートホール アンサンブルホールムラタで行われた京都フィルハーモニー室内合奏団による子供向けイベント「ちびっこクリスマス」に行ってきました。

ちびっこクリスマスのプログラム

「0歳から参加できる」という売り文句で、やはり子供ができてからなかなかコンサートに行けない、という人が沢山いるのか、一日2公演のチケットは両方とも完売。

会場に入ると、ロビーはいつもと違い、子供がいっぱいでとても賑やか。開演間近で入場したので、そのままホ―ルへ進みました。

ホ―ル内も実に賑やか。いつものように楽団がステージに現れるころには静かに……なんてことは無く、客電も落ちず、騒がしい空気のまま、ステージには楽団員、宇治市少年少女合唱団が登場し、早速演奏へ。

演奏の間も、赤ちゃんが泣いてるわ子供が身を乗り出して大口を開けて咳き込んでるわ、隣でおもちゃの入った袋をがさごそいじってるわで、騒がしいったらない。娘(6歳6ヶ月)は静かに観ていたものの、周りの子供が気になって目線はウロウロ。

京フィルによる子供向けの演奏会は過去に何度も行われているようで、舞台上は動じず落ち着いた雰囲気で、指揮者の方も子供の扱いに慣れた感じで進行していました。

クリスマスにちなんだお馴染みの曲を次々と演奏していましたが、何せ上記の騒がしさが途切れなくずっと続いているので、演奏の良し悪しなど分かろうはずもありません。

プログラムの真ん中では、客席の子供が指揮者を体験をするというコーナーがあり、6歳の子と3歳の子が指揮台に上がって指揮をしているのはなかなか面白可愛かったです。3歳の子が要領を得ずゆっくりと棒を振ると、楽団も棒の動きに合わせてスローモーションになったり急に加速したり、ちゃんと全員が指揮にピッタリ追随していたのには驚きました。

終演後は、楽器の演奏を体験できる時間があり、娘もロビーでコントラバスを弾かせてもらいました。他にもチェロ、ヴィオラ、ヴァイオリン、打楽器と体験できたみたいですが、結構な行列に並ばないといけなかったので娘が「もういい」ということで帰路へ。帰りにnanoblock+を貰いました(ノベルティ用の非売品みたいです)。

娘はそれなりに楽しんでたみたいですが、自分でナノブロックが説明書通り組み立てられたことの方が面白かったみたいです。大人も楽しめるかというと、そういうものでもないですかね。ちょっと後ろの方の中央辺りの席だったんですが、見下ろすとあちこちでお父さんお母さんが子供抱えて駆け回ってる姿が見えて、子供が小さいとやっぱり大変だなぁ、と。自宅最寄り駅で降りたら、同じコンサート帰りっぽい家族がいて(ナノブロック持ってたので)、よちよち歩く2歳ぐらいの娘さんの後ろを歩きながら「あー疲れた」とおっしゃってたのが印象的でした。

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