つづら折りの宴〜わったーしまは わったーがまもる at バナナホール (Osaka)

この日は梅田バナナホールで行われた「つづら折りの宴〜わったーしまは わったーがまもる」に行ってきました。

沖縄のヒップホップアーティスト、DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカの熱いライヴ(彼らのメッセージ性の強いラップはパワフルで説得力があり、反射的に「そうか、言いたいことがある若い連中は、みんなヒップホップやればいいんだ」と思ってしまうほどでした)と、お馴染みのモノノケたちの祝祭、と、どちらも素晴らしく、たっぷり楽しませて頂きましたが、この日のベスト・アクトは、間違いなく平良夏芽氏のトーク。

約1時間語り続けた、彼らが辺野古の「最前線」で、どれだけ壮絶な阻止行動をし続けて来たのか、どれだけ死と隣り合わせの抵抗をして来たのか、現場で起きている耳を疑いたくなるような事実のひとつひとつに、脳天にナイフを根元までずぶりと突き刺されるような衝撃を受けました。

「イラクの子供たちを殺しているのは沖縄なんだ」という「戦時下の日本」としての自覚、「加害者」としての自覚から来る、血が噴き出しそうな重く厳しい言葉の数々に、会場全体が、沈黙と恐怖、そして罪の意識に覆われていました。

「出来ることを出来る範囲でやったって、反対運動なら出来るが阻止なんて出来ない」と、現場の心理を伝えながら、「身体をトラックに縛り付けて座り込みしろとは言いません、でも、あなた方にも出来ることがあるはずです」と、時折ユーモアを交えながら語る氏の言葉は、フロアのオーディエンスも含め、距離も気持ちも沖縄から遠く離れたヤマトンチュに対する歯痒さや苛立ち、怒りがこもっていたように思います。「何寝ぼけてるんだ、早く辺野古に来い。戦争をやめさせろ」と。

「楽しかった」では終れない、みんなが大事なものを預かり、持って帰った夜でした。

(本当に「楽しかったでは終れな」かった理由は、DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカのライヴのあと、車椅子の方も含めた、後方の席に座っているお客さんが、前方のスペースでみんなが立って観ているとステージが見えない、ということで、次の平良さんの時はみんなで座っていたんですが、モノノケが始まるとわらわらと立ち始め、終いには総立ちで踊り狂っていたのが、果たして一体どうだったのか、というのが残り続けたからなんですが)

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