「ピュアオーディオで聴こう! アナログレコード試聴会」
日時:10月22日(土)
13:00開場 13:30開演(15:30終演予定)
場所:岸和田市立公民館・多目的ホール
入場料:無料(定員60名。事前予約は10月5日より電話、FAX、メール、公民館窓口で受付開始)
持ち物:レコードをお持ちの方は、お気に入りの一枚をご持参ください
予約/お問い合わせ先:岸和田市立公民館
〈tel〉072-423-9615 〈fax〉072-423-3011
〈e-mail〉syogaig@city.kishiwada.osaka.jp
久し振りに、A&Mさんと共にピュアオーディオ視聴会をやらせていただくことになりました。
今回は、岸和田市教育委員会の方から「旧グでやってたようなことを岸和田でもやってほしい」ということでお誘いいただきました。あれもう4年も前ですね。
今やすっかりアナログブームになっておりまして、我々がアナログだ真空管だと孤軍奮闘していたのは何だったんだという状況になっておりますが、この潮流も踏まえて、今回はCD無しのアナログレコードのみで行いたいと思います。
岸和田市の教育委員会、しかも生涯学習課からのご依頼ということで、ちょっとアカデミックな要素もあった方が面白いかな、と思い、オーディオの仕組みを解説し、さらにレコードの歴史も振り返りながら音源をかけていきたいと思います。「レコードの歴史」と言っても切り取り方は色々ありますし、漏れなく拾っていけば何時間あってもキリがないので、エジソンの蓄音機から2016年までを、フォーマットや録音の変遷、栄華と盛衰の主要と思われるポイントを拾いながら、45分ぐらいで駆け抜けたいと思います。なるべく、ググっても出てこないような話を盛り込みながら。
いや、正直言うと、今アナログブームなんで、ピュアオーディオ使ったレコード試聴会だって今だとあちこちでやってると思うんですね(僕らが試聴会やってた頃は、オーディオショー行ってもアナログレコードかけるメーカーってほんと少なかったんですけど)。だから、「レコードがいい音だとか言ってるけど、ほんとにいい音で聴いてる人なんて一握りでしょ」という今までの切り口だけではあんまり面白くないというか、個性がなくて、前にやってたような「こんなのどこの誰もやってないでしょ」って内容にならないんですね。でも多分、レコードの歴史という軸と、全音楽ジャンルを串刺しにする軸(クラシックもジャズもロックもダブもヒップホップもかける予定。あとソノシートなんかも持っていきます)、それとオーディオ史という軸を全てクロス出来る試聴会ってあんまりないんじゃないかなと思いまして(そんな幕の内弁当みたいな試聴会誰もやらない、ってことかも知れませんが)。
そして試聴会の最後には勿論、お客さんの持ち込み音源をかけるコーナーも用意してます。僕が過去にやった試聴会で個人的に一番楽しかったのは、2015年に吉本さん、obocoさんとやった回なんですが、この日はゲストのお二人のお話や音源も最高に面白かったんですが、何よりお客さんの持ち込み音源を、お客さん自身の思い入れとか聞きながら皆で聴くというのが本当に楽しくて、もう試聴会は毎年1月にこれだけやればいいんじゃないかと思うぐらいでした。というわけで、皆さんがどんなレコードを持ってきてくれるか、とても楽しみにしています。今から盤面磨いて待っていてください。
一応、「定員60名」と書いてますが、過去の試聴会でも最大40人弱ぐらいだったので、当日フラッと遊びに来ていただいても入れないということはないです。しかもハコ自体のキャパは100人ぐらいあるのでなおさらです。でも市の方としましては、事前に人数を把握しておきたいということもあるそうなので、「10月22日は試聴会に行く」と決めてくださった方は、ぜひ予約の連絡を入れてください。
というわけで、関西の全ての音楽ファンの皆様のご来場をお待ちしております。
【当日のオーディオシステム】
・パワーアンプ: ATM-1S (AIR TIGHT)
・プリアンプ: ATC-1HQ (AIR TIGHT)
・レコードプレーヤー: ZET-3 (TRANSROTOR)
・スピーカー: Turnberry (TANNOY)
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