この日はさいたまスーパーアリーナにRADIOHEADを観に行きました。
直前に世田谷美術館でにかスープ&さやソースを観ていた(ダニ・カラヴァン展の会場内を練り歩きながら、生音で徒然と演奏する一時間。お客さんが二人の後ろをついて歩きながら聴く、という、それだけでなんだか楽しいイベントでしたが、真横で二人の生声、というのが何よりたまりませんでした)ので、開演10分前ぐらいにアリーナ内に到着。
オープニングアクトのModeselektorは、会場を適度に暖めるにはもってこい、と言った感じのブレイクビーツで、それほど強烈なインパクトは無かったですが、まあ前座としてはちょうど良かったんじゃないでしょうか。
約30分の演奏、そして約30分の転換を経て、RADIOHEADの面々が登場。1曲目の「15 Step」が始まるや否や、フロアはもみくちゃ、一気に民族大移動。
アリーナは前方、後方にブロック分けされていたんですが、僕がいたBブロックからは、ステージが低過ぎてメンバーの姿がほとんど見えず、背伸びしないとその上のスクリーンも見えないという有様。必死に前方に進み、つま先立ちし、首を伸ばしながらの観戦となりました。おかげでトムのタンバリンも、アンコールで場内に起きた笑いの意味も分からずじまい……。
しかし、「faust arp」でトムがミスして、途中で一回やり直す、というアリーナクラスのアーティストではほぼあり得ないようなハプニング、そして「exit music」、「paranoid android」と、聴きたかった曲の時には良いポジションが取れ、しっかりと観ることが出来たので良しとしましょうか。
結局アンコール前に少し後方に退散した人が増え、「paranoid〜」からはBブロックのほぼ最前まで来れたのでステージ全体が見えるようになりましたが、最前以外はほぼ真っ暗闇で、背の低い人たちは相当辛かったんじゃないでしょうか。ちょっと配慮してほしかったですね。あれだったらきっと、スタンド席の方がよく見えましたよ。
以下は、mixiからのセットリスト転載。ツアー中、この日しかやらなかった曲、というのはなかったようですが、まあ他の公演でも、あり得ないようなレア曲を演ったわけでもなさそうですし、やっぱり「faust arp」のミステイクが一番レアなんじゃなかったかな(と「My Iron Lung 」も「No surprise」も聴けなかった負け惜しみ)。
01.15 Step
02.There There
03.The National Anthem
04.Lucky
05.All I Need
06.Nude
07.Where I End and You Begin
08.The Gloaming
09.Arpeggi
10.videotape
11.talk show host
12.faust arp
13.jigsaw
14.idioteque
15.climing up the walls
16.exit music
17.bodysnatchers
18.house of cards
19.bangers’n’mash
20.paranoid android
21.dollars&cants
22.street spirit
23.cymbal rush
24.reckener
25.everything
In Rainbows | |
Radiohead
Ato Records / Red 2007-12-31 |