王立劇場vol.5「The Worst of…」at 中之島4丁目テント (Osaka)

今日は中之島4丁目の特設テントで行われた中之島演劇祭に行き、王立劇場vol.5「The Worst of…」を観てきました。

「荒波次郎」は観に行けなかったのでかなり久々の王立劇場でしたが、演目はvol.1、2のコントを中心にした再演で、公演前に予習代わりに両方ともビデオで観てしまったので、さほど懐かしさや新鮮さは感じられなかったものの、やっぱり大笑いしてしまいました。

初期の王立もそうでしたが、コント自体よりも、大王のMCや小ネタがやたら面白く、絶妙な脱力具合とローカルネタや時事ネタの混ぜ方の上手さ、そして、他の誰がやっても絶対つまらないであろう「パントマイム」など、見事ツボにはまり、思わずのけぞって笑ってしまいました。

意外と初期の王立を観ていた人は少なかったらしく、みなさん鮮度の高い感じでウケていたようで(それだけにエル・ニンジャ登場時はポカーンとしてましたが)、ウルトラQのオープニングをネタにした「ウッカー」も、懐かしさも相俟って爆笑していた人より、純粋に大王の脱臼ネタに悶絶しているご様子でした。いやもう、ほんとくだらなくて最高。

王立劇場中でも最高傑作と思われるコント「森くん」をはじめとして、演出を微妙に変えながら豪華キャストで再演する数々のコントの中でも、白眉は石丸謙二郎と内場勝則が見事なコンビネーションをみせてくれた「オールドスタイル」。サイレント映画時代のコメディのような、シンプルでありながらクオリティの高さで初演時から評判だったコントですが、初演時よりも遥かに難度の上がったスピーディかつ複雑な二人のやりとりに、目も心も奪われてしまいまいした。

あと、舞台上で大爆発するぼんちおさむちゃん、最高っ。

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