今日は幕張メッセにIRON MAIDENを観に行きました。
メイデンを夢中になって聴いていたのは学生時代(ちょうどブルース脱退前後)。以来、十年以上チェックしていませんでしたが、気がつけばブルースもエイドリアンも戻ってるし、今回は近作からの曲ではなく、初期の7枚からの曲を演る、ということで、メイデンのライブに十数年越しの初参加となりました。
オープニング・アクトは、ファンから「親バカもいい加減にしろ」と非難轟々のローレン・ハリス。80年代かと言いたくなるようなハード・ロックも聴いててつらいが、毒にも薬にもならない歌唱力もなかなか……まあ、この手のバンドの前座なんてそんなもんですが。
肝心のメイデンは、予想通り、チャーチル演説〜「Aces High」でスタート。フロアは壮絶なモッシュ状態で、脱落者が続出。会場のせいか、音が小さくてフロアの大合唱にブルースの声が聞こえづらい。ただ、「LIVE AFTER DEATH」で聴かれるブルースの歌唱よりも明らかに進化していました。演奏も、まるでCDで聴いているかのように(褒めてないように聞こえるかもしれませんが、褒めてます)正確無比。十年以上前に聴いていた記憶が、克明に蘇ってきました。
続いて「2 Minutes To Midnight」。これまた音が聞こえづらい上に、殺気立ったモッシュ状態が治まらず、あまり集中できませんでしたが、さすがのキラーチューン、あのリフ一発で、全身痺れ上がりました。
その後、MCをはさみ、クールダウンするかのように「Revelations」へ。これも、滅多にライブではやらない曲だと思いますが、スタジオ盤で聴くよりも遥かに格好良い。
その後も、「The Trooper」、「The Number Of The Beast」と、お馴染みの名曲が次々と惜しみなく投下されます。メンバーは皆、ステージ狭しと駆け回り、盛んにフロアを盛り上げますが、演奏は一糸乱れぬ鉄壁のパフォーマンス。さすが、長年現役で続けているだけあります。
特にブルースは、明らかに歌が上手くなっています。昔は声域の広さをもてあそんでいるようなところがありましたが、今は完全に使いこなし、どの曲も今まで以上に完璧に歌いこなしています。
この日の白眉は、まさかやるとは思ってもみなかった「Rime of the Ancient Mariner」。他の多くのメイデンファン同様、「Powerslave」アルバムには思い入れが深く、この曲が生で聴けたことの感動、そして生で聴くこの曲の素晴らしさに、さらに感動、そして、ローブを身に纏い、芝居がかった歌い方でこの大作の世界観を見事に表現し切ったブルースのパフォーマンスに、またさらに感動しました。
この頃には、客もクールダウンし、当初の元気はどこへやら、でしたが、大合唱は最後まで続きました。ここまで雄々しいと、こっちも歌ってて盛り上がるというもの。気持ちよく(昔の記憶を探りながら)歌いました。
その後、ヤニックのためなのか「Fear Of The Dark」なども織り交ぜながら、永遠のテーマ・ソング「Iron Maiden」で(Somewhereエディも登場し)本編終了。アンコールでは、これまたこのツアー以外でもう聴く機会が無いであろう「Moonchild」、そして同アルバムからの「The Clairvoyant」、最後の最後に、名曲中の名曲「Hallowed Be Thy Name」で終了。
「Running Free」をやってほしかったとか、「Prowler」が聴きたかったとか、「Killers」から一曲も無しかよ、と、色々思うところはありますが、「Rime〜」一曲と、あのブルースの素晴らしいステージングに免じて、良しとしましょう。
DVD化、切望。
……って、まじかよ。
死霊復活 | |
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アイアン・メイデン
EMIミュージック・ジャパン 2008-02-14 おすすめ平均 |
IRON MAIDEN【SOMEWHERE BACK IN TIME WORLD TOUR\’08】2008.2.16幕張メッセ
行って来ました!幕張メッセ!
今回のツアーでは大阪公演がないためわざわざ千葉まで行ってきましたよ!(>_
IRON MAIDEN@幕張メッセ
幕張メッセでIRON MAIDEN\”SOMEWHERE BACK IN TIME WORLD TOUR 08 JAPAN\”を見てきた。
あまりぐちゃぐちゃになって見るのはツライので、左サイドの真ん中あたりに陣取った。
前座のローレン・ハリスが始まると押せ押せ状態。
安全な位置を探して、後退しながらのライブ?…
初めまして、私もぐちゃぐちゃになって見ていました。
前半はいっぱいいっぱいでよく覚えていません(笑)。