この日は京都精華大学にROVOを観に行きました。
オープニング・アクトとして、屋外の水上ステージでGOMA&Jungle Rhythm Sectionのライブ。前にソロで観た時はディジェリドゥのみで陶酔の世界を作っていましたが、この編成では強力なドラム&パーカッションが四つ打ちトライバル・ビートで終始アップリフティングに盛り上げていました。ちょっとリズムがベタだったのとディジェリドゥの音が埋もれ気味だったのが何とも。ソロの方が好きかな。
ROVOは、明窓館という3、400人程度のキャパの狭い会場に満員札止め状態での演奏。映像も高さ3、40センチほどのステージには当然収まらず、フロアごとスクリーンにしてしまっていましたが、これが会場中をひとつの宇宙にしてしまったようなトリップ感を生み出し、かえってトランシーな演出になっていました。
音も、まるでスタジオで鳴ってるのかというほどデッドな箱鳴りで、いつもイベントで大きな会場や野外で観る幻想的な音像とはまたひと味違う、音の塊がダイレクトにぶつかってくるようなある種痛快な音響体験ができました。
この日はMETAMORPHOSEの時と違い、聞き覚えの無い曲が多めでしたが、新曲だったんでしょうか。特に中盤のアンビエントな展開を見せる曲がツボでした。
曲によっては常套句的なマンネリ感を感じるものもありましたが、まあ毎度セットリストが変わるグループなので、次の展開を楽しみに、ということで。
ROVO LIVE at 京大西部講堂 | |
ROVO
WONDERGROUND MUSIC 2007-07-18 |