想い出波止場LIVE(Zurich DADA version) at Namba BEARS (Osaka)

この日はNamba BEARSに、想い出波止場4DAYS三日目「想い出波止場LIVE(Zurich DADA version)」を観に行きました。

開演時間ギリギリに会場入りすると、場内は後ろの方まで沢山のお客さん。やはり殆どの人が後半二日のみ観るつもりだったようです。
会場では、昨日の射的場がまだ営業中。河端一が店番してました。

開演時間を過ぎると、スタッフがステージ上の非常口のライトをテープで覆い隠し、もしや……と連続バンドを思い出しましたが、どうやらステージ上だけ暗くするための模様。フロアもほぼ真っ暗でしたが、卓周りは点灯してました。

この日のメンバーは、シャングリラの時の編成から砂十島NANIとゲストメンバーを除いた4人。つまり、ドラマーは一楽儀光でした。

一楽氏は、傍らにラップトップを置き、ドラムトリガーで電子音を混ぜながらの演奏。モニターにはドラびでおの時と同じようにシンクロして映像が出ていましたが、プロジェクタ送出は無し。電子音はやや控えめで、一本調子でややマンネリ気味のドラびでおでのドラミングではなく、かなりアクティブでハードな叩きっぷりでした。

開演時間より30分ほど遅れてスタート。

一曲目は、シャングリラの時と同じ高速ハードコアナンバー。続いて、ヘビィなベースラインから始まり、徐々に音数を増やし、テンポを上げながらテンションを高めていく、山本精一が英詞で歌うMAGMA風の曲へ。

演奏は全体的に緊張感が漲り、笑える要素は一切無し。その分、津山氏の超絶ベースも一楽氏のドラムも小ネタにはぐらかされることなく堪能できました。

MCもおふざけも無く、そのまま山本氏が「もっと弱く、もっと駄目に、徹底的にいい加減に、徹底的に駄目に」と歌うミドルチューンに続き、さらに間髪入れず、ダークな四つ打ちのナンバー。

さらに続くBPM高めの四つ打ちナンバーでは「そっちに行っちゃ駄目だ津山」という山本氏の言葉に続いて津山氏が歌い、間もなくスローでヘビィな曲へ。

アフリカンなリズムにダークなベースのリフが続く曲から、緩やかなリズムから入るラストナンバーへ。後半に向かって激しさを増し、渦巻く爆音がピークを向かえると一瞬にして静寂に変わり、本編終了。

アンコールでは、ヒリヒリするようなテンションでアグレッシブな演奏。「殺せ」と絶叫する山本氏、高速にフレーズを走らせる津山氏、オルガンソロを弾きまくる西氏、そして熱く激しくドラムを打ち鳴らす一楽氏。山本氏の、ぶんっ、と大きくギターを振り下ろすお馴染みのタクトでアンコールも終了。

アンコールの後も鳴り止まない拍手の中、「アンコールは射的やでぇ〜」と津山氏がフロア後方から登場。張りつめた緊張感が、一瞬にしてほぐれました。

結局、この日のライブの演奏時間はたったの一時間程度。しかし、ユーモアゼロ・MCも本編終了時の「ありがとう」一回のみの、強烈にダークでシリアスな緊迫した演奏は、圧倒的なテクニックと彼らの人間力が高濃度で凝縮されており、終演後にため息が出るような充足感を与えてくれました。

また、テキ屋、射的のライフル、前日のドラびでお、河端一などの伏線が、全日観ていなければ分からないような伏線の役割も果たしており、それがさらに面白さを引き立てていたのがまたすごい。

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