今日は京都のライブハウスNANOにズボンズを観に行きました。
ファンダンゴ以来なので、かなり久々。何より、ポッキー脱退以降初めて観るライブだったので、どんな音になっているのか興味津々での参戦。
何よりドン・マツオがたまにドラムを叩いていたことが驚きでしたが、他にも、サックス奏者が樋野さんともう一人、さらに直前に声をかけて呼び出したというゲスト・ギタリスト、そしてゲスト・ドラマーと、固定メンバーよりゲストの方が多いことにびっくり。
しかし、ひとたび音が鳴り始めれば、それは間違えようの無い「ズボンズ」の音。
ビートを刻むだけで全身が興奮に包まれ、目眩がするほど鼻や耳、目、口から入ってくる、グツグツと煮えたぎった激烈ファンク・ビートが、ドンの統率のもと、音の壁を作り、渦を巻き、荒れ狂い、飲み込み、かき回します。
ドンがいて、細い体をくねらせながら叫び、ギターをジャキジャキとカッティングすれば、ズボンズのドでかいダイナマイトは、確実に爆発する。
その場に合わせてバンドを編成し直し、その場限りのパフォーマンスでオーディエンスをぶっ飛ばす……これぞ正に、ライブ・バンドです。
BEAR’S BANQUET-LIVE FROM DEEP NIGHT IN TORONTO | |
![]() |
ズボンズ
OCTAVE / ずぼん社 2007-11-17 |