MAGMA(Kohntarkosz Anteria) at CLUB QUATTRO (Osaka)

今日も、心斎橋クラブ・クアトロMAGMAを観に行きました。

メンバー勢揃いでのこの日の公演は、「Hhai」を中心に配したメドレーで盛り上げた後、いつものような途中15分休憩を挟まず、そのまま今回の来日の目玉でもある「Kohntarkosz Anteria」へ。
スタジオ盤の圧倒的な完成度を、強靭なバンド・アンサンブルが寸分の狂いも無く再現。スタジオ盤では若干地味なミックスになっていましたが、ステージ上で展開されたそれは、爆音で疾走するリズム・セクションに、うっとりするようなコーラス・ワークが聴き手を完膚なきまでに打ちのめし、曲が終わった後は、叩きっぱなしのクリスチャン・ヴァンデよりも、こちらの方がフラフラになってしまいそうでした。
前日の2部構成によってボーカル・セクションとリズム・セクションを特殊な編成であえてクローズアップさせた意味は、この「Kohntarkosz Anteria」の世界を、よりディープに楽しむためのものだったのかも知れません。

アンコールでは久々の「Kobaia」前回来日時にもクリスチャン・ヴァンデが歌っていた曲(だったと思いますが記憶があやふや……というか、昨日の「Theusz Hamtaahk」〜「Wurdah Itah」辺りも怪しい)をバッキング付きで。

それにしても凄い二日間でした。凡百の若手バンドでは足下にも及ばない、驚愕のパフォーマンスに、もう一度、大きな拍手を。
個人的なハイライトは、一日目の「Kohntarkosz」。(「Kohntarkosz」と言えば、「HAMA-TIE!!」なんてのが出てましたが、来日記念グッズが充実しているのもMAGMAの特徴ですね。前回来日時にもマグマグカップがありましたし)

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