この日はMOVIX京都で、先週観た「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」の3D版を観に行きました。
3D上映は娘(6歳5ヶ月)は勿論初体験、僕も随分前に「ベオウルフ」という、あんまり面白くない作品を観て以来だったので、色々と進化してるんじゃないかという期待も抱えながら劇場へ。
前回同様、ポップコーンを頼みましたが、イオンシネマと比べると量も味もショボくてがっかり。入場の際に3Dメガネを渡されましたが、プラスチックで軽いものではなくて、樹脂っぽい素材のちょっと重めのものでした。
オープニング。例のシュローダーがピアノを弾いて登場するシーンで、20世紀フォックスのロゴから離れて手前に見えるシュローダーに「シュローダーがとびだしてる」と娘が理想的な驚きの反応。
その後も、メガネを外してみたり、前のめりになったりのけぞったり立ち上がったり(すみません)しながら、終始食い入るようにスクリーンを見つめていました。そんな娘の様子を見ながら、僕も3D効果の快感に酔いしれていました。
まず、前後の空間ができて絵の分離が効いている分、CGのディテールの細かさが際立って見えました。ルーシーの髪の毛が少しほつれている感じとか、各キャラクターの丸っこい肌の質感とか、作り込みの深さがより伝わってきました。あと、3Dで作られた部分と2Dで作られた部分との分離、2D部分での3D表現なども、違和感無く効果的に演出されていてひたすら感心。
そして3Dならではの見どころとなりそうなレッドバロンとの戦闘シーンですが、こちらに破片が飛んで来たり数機入り乱れてのアクロバティックな飛行シーンなど、やはり期待通りの迫力でした。
何より、ピーナッツギャングたちの生き生きと動き回るその可愛さは、3Dでなければ味わい切れないな、というほど魅力的で、技術的には数年前の3D技術との違いは感じられませんでしたが、次観るとしてもやっぱり3Dで観たいな、と思わせるだけのクオリティはありました。
上映終了後、若干足下がフラつく感じがあったので、やっぱり結構目に負担はかかってた感じがします。3Dメガネが結構下にズレてくるぐらい重くて、それも原因だったように思います。終了後に外したら、柄の部分で赤いランプが点滅した気がするんですけど、あれ何だったんでしょう。
ともあれ、娘は「ゆきががまえとうしろにふってた」などと初めての「飛び出す映画」を存分に楽しめた様子でした。僕も2回観てもまだまだ楽しかったし、英語版も観たいので、Blu-Rayでリリースされたらきっと速攻で買いますね。