三田村管打団?ニュー・アルバム「!!!」、ついに発売です

昨年11月に開催しました「第二回“いい試聴機”で聴こう!ほ〜ぷ軒わくわく試聴会 特集・三田村管打団?」にご来場いただいた皆様。

ついに、ようやく、ニュー・アルバム「!!!」の完成です。

特にあの日、先行予約に申し込んでいただいた方々におかれましては、本当にお待たせいたしました。そして、ごめんなさい。あの日先行予約しましょうと提案したのは、僕でした。アルバムが出ないうちにわくわく試聴会は終わってしまうし杉本くんはepok卒業しちゃうしで、不安に思っていた方も多かったかと思いますので、このような形ですが、ご報告をさせていただきます。

あの、一応言っておきますけど、僕も「主催者特権で新譜を先に入手していた」なんてことは一切無く、皆様と同じように、先行予約特典CDを聴きながら、アルバム完成の報を一日千秋の思いで待ち続けていたんですよ。この間、更新されていないmapのサイトを何度訪問したことか……。

ということで、先行予約していただいた皆様には、「渋谷のベジおでんやさん」こと小田さんから、既にアルバム発送済みです。そして、僕も皆様と同じタイミングで入手いたしました。

もし万が一、先行予約したのにまだ届いていない、という方がいらっしゃいましたらご一報ください。

さて内容の方は、管打団初の紙ジャケ&2枚組。小田島さんのアートワークが猛烈に炸裂、そしてメンバーによる解説もついたライナーノーツも封入された、待ちに待った甲斐のある濃厚さです。

BRIDGEのサイトでは「Disc-1」「Disc-2」と書かれていますが、正確には「Disc-Gold」「Disc-Silver」。どちらが1枚目というわけでもない、「両A面」的な扱いということで、試聴会当日には、まだどちらが金でどちらが銀になるのかも決まっていない状態でした。

「Disc-Gold」には、2009年から2011年にかけてのライブ音源を中心に、「!!」以降から今に至るバンドの変遷を捉えたようなトラックが並びます。「ゆきダルマのチャチャチャ」から「子供が生まれた」の流れからの「豊島の歌 うたおう!!」が、何故かとても涙腺を刺激するんです。

そして「Disc-Silver」は、最近はライブで演奏されていない初期のメインレパートリーを中心に、2011年に旧グで収録したテイクが収められています。初期ライブからのオープニングナンバーだった「ヴァソリーニャ」が何故今までアルバムに収録されなかったのか(初期のCD-R作品には入っていますが)不思議に思っていた人も少なくないと思いますが、今まではアルバムに入れると違和感があったために見送られていて、実はそんな曲たちを1枚にまとめたのがこの「Disc-Silver」ということだそうです。

昔からの管打団のファンには懐かしく、最近のファンには新鮮な「Disc-Silver」、昔からの管打団のファンには新鮮、最近のファンにもやっぱり新鮮な「Disc-Gold」。正に、どちらから聴くのもあなた次第、な2枚組。実は2枚合わせても1枚のCDに入り切るぐらいの長さだったりするんですが、2枚に分けた意味が十分にある、それぞれ1枚で完結したストーリーのある内容になっているんじゃないでしょうか。

今回も録音・ミックス・マスタリングは西川文章さん(保育所で演奏された「ゆきダルマのチャチャチャ」のみ亀井さんの録音)(そう、そして文章さんと言えば……“かきつばた”のリリースも控えているのですが、はてさて)。ライナーノーツに書かれた録音日、場所、メンバーを見ながらじっくり耳を傾けていると、今日も明日も明後日も新たな発見があるような(例えば、河村さんの曲が初めて1曲収められてるとか、リズム隊が全員揃っての録音が無いとか……)、楽しくてなおかつ奥の深い音の数々がぎっしりと詰まっています。

アルバム先行発売も行った先日の東京初のワンマンは満員札止めとなったそうですが、この人気の勢いに乗って、沢山の人の元にこの「天上の楽団」の音楽が届いてほしいですね。

というわけで、発売日は7月12日。試聴会で買い逃した方も、どうぞお忘れなきよう。

あ、そうそう、紙ジャケからCDを取り出す時には、ジャケットが破れないようにご注意を。上の写真を良く見ていただくと……。

!!!
!!! 三田村管打団?

compare notes 2013-07-11
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