P-hour presents “管とちんどん” at 元立誠小学校 (Kyoto)

この日は元立誠小学校で行われた三田村管打団?ちんどん通信社の対バンイベント「P-hour presents “管とちんどん”」を観に行きました。僕らは久々に子供(楽ちゃん。1歳7ヶ月の女子)と共に家族揃っての参加。

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開演前からやたらテンションの高い娘は、エントランスから座席までの間を人の波を掻き分けながら何度も往復して歩きっぱなし。開演が近づき、膝の上に座らせようにも歩きたがって泣き喚く始末。仕方なくそのままエントランスまで歩いて行くと、廊下でちんどん通信社の面々がスタンバイしており、楽ちゃんは何事かという表情で眺めていました。

廊下を演奏しながら歩き、そのままステージに向かうという王道のチンドンスタイルでの入場でしたが、いざ入場、と威勢良くちんどん太鼓が打ち鳴らされると、急に楽ちゃんは泣きべそに。開場に向かう姿を見送る間もすっかりぐずってしまっていました。どうやら大きい音に慣れていなかったらしく、会場に入っても、しばらくは演奏中にちんどん太鼓の音が入る度に口をへの字にしてましたが、最後の方は興味深げに演奏を眺めていました。

演奏については(子供の相手ばかりしていてあまり記憶に無いんですが)、林幸治郎、小林信之介、ジャージ川口の三人編成による、いつもながらの音曲漫才調にMCと歌がブレンドされた、笑の絶えない楽しいステージでした。古い歌謡曲ばかりでしたが、嫁が一緒になって歌っててびっくり。

三田村管打団?のメンバーでもある澤井まりが最後に2曲ほど参加して、ちんどん通信社の演奏は終了。休憩中に楽ちゃんは家から持参してきたおにぎりとベビーフードでお夕飯をいただきました。

丁度食べ終わった頃に始まった三田村管打団?も、廊下から演奏しながらの入場。大きな音にも慣れ、また、元々好きだったこともあり、最初から僕の横に立って真剣に観ていました。

時折僕の膝をぺしぺしと叩きながらリズムを取っていた楽ちゃん、「バイエルン」が終わってMCに入ると、こちらを見ながら人差し指を立てて「てゃ(“もう一回”の意)」。どうやらこの曲が気に入ったらしく、この後もことあるごとに「てゃ、てゃ」の繰り返し。いや、ライブで同じ曲何回もやったりしないから……。

最後列で観ていたんですが、嫁が「じゃあ楽ちゃん、前に行ってお願いしてきたら?」と言うと、「うん」と言ってひとりで前まで歩いて行ってしまいました。しかし、それほど度胸も無いので、途中で不安になって引き返してきたんですが。

その後も「てゃ」を繰り返す楽ちゃん、またもや前まで歩いて行き、今度は嫁もついて行くと、最前列でステージを眺めていました。僕は荷物もあったんで後ろで観ていましたが、メンバーの方が小物楽器を渡そうとしてくれたり(結局そこまで肝が座っておらず、手には取らなかったみたいですが)、色々お相手してくださっていた様子。席まで譲っていただいたようで、後半は最前列で鑑賞していました。

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この日のメンバーは、亀井奈穂子(soprano sax)、武田裕里子(cl)、澤井まり(alto sax)、森本アリ(tp)、平岡新(tp)、廣田智子(tb)、不動翔子(tb)、河村光司(tub、alto sax)、塩田遥(tub)、塩入基弘(ds)、川島有紀子(bariton sax)、池田安友子(percs)。

亀井は初めて手にするソプラノを吹き、河村は珍しくアルトサックスで一曲ソロを披露(「気持ちええ〜っ」と言いながら吹いていました)、塩入は次のライブの予定があるから、と途中退場。さらに、この日ドラムレッスンの帰りに久々に観に来ていた勘太少年がラスト二曲で急遽参戦、曲終わりでステージ上の廣田ベビーがたまにグズる……と、いつにも増して不確定要素満載のステージは、比類無き多幸感(と生活感)に溢れていました。

終演後、メンバーが去ってもひとり拍手を続けながらお客さんのいなくなった会場内を歩き回っていた楽ちゃんは、主催の田村さんやパーカッションの池田さんにもご挨拶して、会場を後に。

うちの娘はまだまだ小さいので、あまり遅くまで外に連れ回したくないし、PAの大きな音も心配だし、煙草の煙が充満しているようなところには連れて行きたくないので、一緒に音楽を聴きに行きたいと思ってもなかなか機会が無いんですが、彼女もライブに行くのは楽しいらしく、この後家に帰っても終始ご機嫌で、次の日も部屋で「バイエルン」をかけていたら「てゃ、てゃ」を繰り返していました。

小さい子供でも安心して楽しめるイベントがもっと増えると良いな、と改めて思いました。その辺りは、昔と比べて個人イベンターや演奏の現場の範囲(こういった元学校やカフェなど)が増えている分、可能性は増えていますよね。皆さん、よろしくお願いします。

また観に行こうね、楽ちゃん。
楽「うん」

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