Freylekh Jamboree at でこ姉妹舎 (Kyoto)

この日は西院のでこ姉妹舎Freylekh Jamboreeを観に行きました。

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これまでイベントなどでは観てきましたが、ワンマンは初。フレイレフ自体、この日が今年初ライブだそう。

でこ姉妹舎は、去年、西院の西新道錦会商店街に出来たカフェ。商店街に入ると、昔ながらのお店の並んだ、素朴で静かな、情緒のあるところ。

でこ姉妹舎に着くと、ちょうどバンドのメンバーが楽器を持って出てきて、宣伝がてら、商店街をチンドンスタイルで練り歩こうとするところでした。

静かな商店街の雰囲気からして、大丈夫かなぁ……と少し不安に思いましたが、演奏(ちなみに一曲目は「生き生きと幸せに」)が始まると、お店の人たちやご近所さんがひょこひょこと顔を出し、曲が終わるごとにあちこちから拍手がわき上がるという、とてもいい雰囲気に。でこ姉妹舎で行われている「うたごえ喫茶」に遊びにきているというお店のお母さんが「いい音出てるわねぇ。管楽器は難しいものねぇ」と楽しそうに演奏を眺めていたり、瀬戸信行氏が「子供は無料にしますのでどんどん遊びにきてくださいー」と告知していると、初老の男性が寄ってきて「何歳までやったらええのん」「えっと……小学生ぐらいまでですかね」「さよか。ほな、ワシはあかんか」というやり取りもあり、ローカルで人肌な心地良いコミュニケーションにも、顔がほころびました。

そんな商店街の中にあるでこ姉妹舎は、いわゆる「喫茶店」らしい内装と、バンバーグから角煮まで幅広いメニューを取り揃え、店内の装飾やBGMに店主の趣味趣向が反映された、なかなか個性的で、居心地の良さそうなお店。禁煙というのも嬉しいところです。また今度、時間を作って遊びに来たいな。

ご近所との兼ね合いもあり、演奏時間は16時半から18時半、という異例の早さ。

PA機材は一切使用せず、完全生音での演奏だったんですが、狭い空間ということもあってか、各楽器の音がしっかりと聴こえる良好な音響でした。

この日はドラムスの代わりにパーカッションで池田安友子氏が参加されてましたが、彼女の熱く強力なリズムも明瞭に響き渡っていて、普段爆音ブラスに埋もれがちなバイオリンの音も音がしっかりと立っていて、演奏はいつもながらの素晴らしさでしたが、その上、各パートがじっくりと味わえるという意味でも、これまでで最も楽しめました。

遊び心もいつも以上に発揮していて、店内に子供を見つけた瀬戸氏がソロを吹きながら子供に歩み寄れば、続いてサックスの白起氏も走り回る子供をソロを吹きながら追いかけ回したり、アコーディオンの藤沢氏がはしゃいで逃げ回る子供を店の外まで追いかけて、瀬戸氏から「お客さん追い出してどうすんねん」とツッコまれたり。瀬戸一成氏も負けじと、女性客の前まで膝をついて歩み寄り、間近でソロを吹くというダンディな演出。

途中休憩を挟んでの2ステージ、アンコールも含めて2時間足らずの演奏時間でしたが、緩急巧みな選曲と、軽妙なMC、子供との掛け合いなど、たっぷり充実感のあるライブでした。

いやぁ、フレイレフのライブは、本当に楽しい。

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