渚にて at Namba BEARS (Osaka)

この日はNamba BEARS渚にてを観に行きました。

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当初の予定では、この日のライブは二部構成で、渚にてとして演奏する二部の前に、山本精一氏をゲスト迎えての特別プログラム、ということになっていましたが、予定を変更し、全編山本氏が参加することに。しかも、山本氏は1曲目の「Gのやつ」でギターを弾いた後は、なんとドラムに徹するという意外な編成。山本氏も「ギター弾くのかと思ったらドラム叩かされた」と困惑していたようです。「全然知らない曲なので、合ってるかどうかも分からない」と言ってましたが、なかなかいい雰囲気が出せていたように思います。ただ、竹田雅子氏の限界までスローなドラミングは、シビアなタイム感を要するので、かなり苦戦している様子が、ひしひしと伝わってきました。

MCでは、柴山氏と山本氏が昔の思い出を語る場面も。

柴山氏がベアーズの創立メンバーの一人で、当時は当番制で店番やPAを入れ替わり立ち替わりで行っていたが、そのうち一人消え二人消え……となっていったとか。

「まだ店長やってんの」「今は名ばかりで全然来れてないし、多分お客さんの方が来てるわ」という会話には、可笑しさとともに、21年の時間の流れ、変わったもの、変わらないものが凝縮されているようで、なんだか感動してしまいました。

「あくる日」や「花とおなじ」ではバックコーラスも入れたり、他では観られない山本氏が満載でした。

柴山氏は、そんな友人との久々の再会(「柴山君、久しぶりやなぁ」「想い出波止場以来やな」「想い出波止場とはちょうど立場が逆やなぁ」というような会話も)を楽しんでいた様子で、「こんばんわ。想い出波止場です……あ、間違えた」と言ってみたり、前半全く喋らない山本氏に「なんか喋りいや」「後ろの人(ドラムセットに座る山本氏)がものすごく眠そうなんですけど」などと、曲の合間でちょっかいを出していました。

演奏の方は、ワンマンで時間もたっぷりあるため、ムジカの時よりも落ち着いた演奏、という感じで、ステージ前に置かれたバスドラも、ステージから落ちそうになるほど激しく踏みならすことは無かったし、「走る感じ」も、ムジカの時のように暴走して脱輪するようなことはありませんでした。

じっくり、たっぷりと曲の世界に浸ることの出来る素晴らしい演奏。しかし、そこは柴山氏。時折爆音で激しくギターをかき鳴らし、帽子が吹き飛び、ストラップも外れる一幕も。

セットリストも、レコ発ということで新曲をメインに据えながら、1stから「あなたを捨てる」を演奏(ちなみに、柴山氏は「幻の1st」と言っていましたが、今は、渚にての全アルバムが普通に購入出来ます。素晴らしいっ)したり、ワンマンらしい選曲になっていました。

アンコールの一曲目には、つい最近出来たという曲を、弾き語りで披露。今年三月に産まれた双子の赤ちゃん(ひなこちゃんとそらこちゃん、やったかな)のことを歌った可愛らしい歌でした。それで奥さん、最近ステージに上がってなかったんですね。

2時間足らずの短いステージでしたが、貴重な顔合わせ、レアな選曲、幸せな話題と、ファンとしてはこれ以上無い感動で隅々まで満たされたような、最高の一夜でした。

よすが
よすが 渚にて

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