吾妻光良&The Swinging Boppers at BIGCAT (Osaka)

この日は心斎橋BIGCAT吾妻光良&The Swinging Boppersを観に行きました。

去年のなんばHatch以来ですが、今回は女性ボーカルのゲストは無し。

アルバムリリースから随分と間が開いていることもあり、昔の曲、最近の曲、滅多にやらない曲などを、吾妻氏の面白トークを織り交ぜながら披露する、充実の2ステージでした。

渡辺康蔵氏のボーカルナンバー(いつもはとぼけた間の手に終始していますが、味のある、なかなか素敵な歌声でした)、「物件に出物なし」をアメリカのサブプライムローン問題やLB倒産などと絡めた「サブプライムバージョン」などなど、関西初物も多く、「150〜300」などを含む、かなりアッパーなセットリストも超ご機嫌。1曲ごとに挟む吾妻氏のMCは相変わらず絶妙で、しかも、音楽マニアな側面が端々から感じられる喋りと、心底楽しそうに演奏する姿に、思わずこちらまで嬉しくなってしまいました。

ふざけてるようで超真剣。ハードなようで適度にユルい。溢れんばかりの音楽への愛情を加齢臭と適当さで包み込んだ最高のビッグ・バンド。観れば観るほど、その魅力に取り憑かれていきます。

大阪の粘着系の野次にめげずに、また近いうちに関西に来て欲しいものです(それまでに、バックカタログを買いそろえておこう……)。

以下、mixiコミュよりセットリスト拝借。曲解説も素晴らしかったのでそのまま無断転用。
1 やっぱり肉を食おう(本日の歌詞=野菜も米も信用できない、狂牛病なんて怖かない、発病までに15年!)
2 ビッグ・盆・ブギ(新曲?夏期限定)[ビッグ・貧・ブギにあらず]
3 俺たち相性いいぜ(新曲、ミディアム・ナンバー)
4 晴れた日に永遠が見える(コーゾー氏のVo+A,saxソロのお洒落なナンバー)
5 飲むのは止めとこう(武蔵小金井駅前を歌った初期のオリジナル・スロー・ナンバー)
6 150〜300(ファンに人気の、理不尽な現実に次第に高血圧になっていく様を歌い上げた、最高に盛り上がるオリジナル・スカ風ナンバー)
7 サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート(B,sax山口三平さんのソロをフューチャーした昔からの定番N,O曲)
8 学校出たのかな(この曲の歌詞を聴いて笑ってばかりいられる人はいるのか?皆な自分にも覚えがあるはず〜本日の歌詞=外人じゃないんだオグシオって・・・)

〜アンコール〜

9 栃東の取り組み見たか?(いろいろ疑惑がありますが・・・と言いながら始めた幻の名曲。原曲作者のokが出ないから今後とも録音物には絶対にならない、まさにライブでしか聴けない凄い曲!当時は関脇朝青龍だったんやなぁ・・・時代とともに変わって行く歌詞 )
10 ゴミの日来るまで(初期の名バラード、この曲が生まれた背景をよく知る幼なじみメンバー、コーゾー氏が「30年くらい昔の話でねぇ・・・」とマジ酔ったような台詞の挿入になってしまい吾妻さんは吹いて歌えなくなってしまって大受け。途中ブギに転換し元のスローに戻してお仕舞い。

Seven&Bi-decade
Seven&Bi-decade 吾妻光良&The Swinging Boppers

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