BAKUTO OSAKA 2008 at 名村造船所跡地 (Osaka)

この日は名村造船所跡地で行われた「BAKUTO OSAKA 2008」に行ってきました。

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赤犬が始まる13時開演ギリギリの時間に会場入りし、ギリギリ間に合ったなぁ……と思いながらPARTITAに行ってみると、鉄の扉が閉まったまま。なんだか状況が把握出来ないまま会場内をうろつくことに。リアル爆裂都市のような雰囲気にちょっと興奮。

black chamber入り口付近のスペースを簡易ステージに仕立て上げた「ガレキ前ステージ」は、その名の通りガレキの山の前でバンドが演奏し、柵を隔ててお客さん、というアングラ色濃いハードコアな空間で、ヨルズインザスカイのライブだけ観ましたが、相当キてましたね。このままカメラを回しただけで強烈な映画が一本できそうなヤバさが漂ってました。

予定時間から一時間遅れて、ようやくPARTITA開場。これまたハードコアなステージセットに軽く興奮していると、やっとのことで赤犬の登場。演奏も相変わらず見事で盛り上がりまくりでしたが、ロビン&ヒデオのネタコーナーは若干消化不良。妙に「わざわざやってる感」がしましたね。

この一時間押しを挽回することも無く、各会場がさらに少しずつ時間が遅れ始め、事前に発表されていたタイムテーブルはほとんど役に立たなくなり、「今どこで誰がやってるのか」がさっぱり分からなくなったので、とりあえず「これだけは観ておきたい」というバンドだけ押さえていくことに。

あふりふらんぽは今回もヤクルト飲んだりキティちゃんのぬいぐるみを踏みつけたり啓発ポスター切り抜いてふざけてみたりと自由奔放ながらもグルーヴ全開のプレイ。彼女たちのライブは、何度観ても飽きません。

DODDODOは超満員のblack chamberを大いに沸かせるハードコアなプレイ。盛り上がりっぷりに感動しました。

相対性理論は前回よりも音が強めに出ていた感じがしましたが、持ち時間が長い分、知らない曲も多く、一本調子なので、やはり途中ちょっとたるむ感じも。あれはあれでスタイルとして極めていけばいいのかも知れませんが、何かもう少しプラスアルファが欲しいかな。

ウリチパン郡は、ベーシストを加え、オオルタイチ氏はエレキに替え、曲のアレンジも少しひねり出してきました。かなりクオリティを上げてきたな、という印象ですが、演奏の良さをPAが足を引っ張る、という構図は未だ変わらず。一度でいいから、バシッと決まった音響で聴きたいバンドなんですが……とてもいいバンドなだけに、それがあまりに残念。

そしてこの日の一番の目当て、OOIOO。以前よりもさらにプリミティブさが増したような原始的言語とトライバルなビートの嵐。もうとにかくいちいち格好良い。最前列で踊り狂いました。頻繁にライブをしている印象の無いバンドですが、この鍛え上げられたようなバンドパワーはどこから来るんでしょうか。ひたすら圧倒される凄まじい演奏でした。

以上。この後帰ったら、実はneco眠るはまだ始まる前だったということを知る。分からんっちゅうねんっ。

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