WIRE08 at 横浜アリーナ (Kanagawa)

この日は、横浜アリーナで行なわれたWIRE08に行ってきました。

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なんだかんだで行きそびれているうちに三年ぶり、そうこうしてるうちについに10周年ということで、とにかくめでたい。客寄せパンダ的なアクトがほぼいないストイックなイベントなのに、この規模で10年続いてきたというのは、現在のテクノを取り巻く状況を考えても奇跡と言ってもいいんじゃないでしょうか。

時間帯や日時、会場をめまぐるしく変え続けてきた10年ですが、客層も10年前とはずいぶん変わってきた感じがあって、10年という区切りに、改めて大きな時の流れを実感しました。

今年は開場前からグッズの列に並んだり、ガチャガチャにハマってみたり(2,000円ぐらいつぎ込みました)と、いつもは結構スルーするポイントにもチャレンジしてみましたが、なかなか楽しいもんですねぇ。何の絵か分からないバッヂやデカすぎるキーホルダーの使い道に悩むのもまた一興。

オープニングDJはDISCO TWINSでしたが、昔のTASAKAが切り込み隊長だった時代のプレイとはすっかり変わってしまっていて、馬鹿馬鹿しいほどの快楽全開プレイで幕を開けるWIREを期待していたので少々がっかり。直後のRYUKYUDISKOが逆に過剰なサービスで一気にテンションUP。相変わらず後半ちょっと飽きてきましたが。

テンションが高まったまま、CHRISTIAN SMITH、JORIS VOORN、MICHEL DE HEY、電気グルーヴまでぶっ続けて踊り、KEN ISHIIの途中でヘトヘトになって一端休憩。いやぁ、WIRE楽しすぎるわー。

軽く食事をしながらセカンドフロアの様子を見ると、相変わらず入場規制がかかりっぱなし。ただでさえ暑いロビーに辟易としそうなのに、セカンドから汗だくで出てくるお客さんを見てすっかり萎えてしまい、今年はセカンドは諦めることに。DJ WADA観たかったけど。

卓球のDJは、大バコ映えするダイナミックなプレイで、さすがと言ったところでしょうか。NIRVANAみたいな大ネタが無かったのも良かったですね。

ALTER EGOが始まった頃に、喫煙集団がフロアに増えてきたので一端退場。今年はフロアの喫煙率が高かったですね。

MARCO BAILEYは、今年のベスト・アクト。ハードでアシッドな男臭いビートに燃えまくりました。こういうガツンとしたイカツいDJはたまらない格好良さがあります。

SECRET CINEMAですこし休憩してから、久々のメインフロアでの田中フミヤ。彼が回し始めると、VJ映像は静止。照明もブルーのトーンで統一され、レーザービームは微動だにせず、真っ直ぐ一点を貫くのみ……と、フロア全体がフミヤモードに転換し、静謐なミニマルビートが折り重なる素晴らしい演出。少しずつトーンを変えながら、モノトーンのサウンドが徐々に色鮮やかになって行くにつれ、照明は控えめに変化を始める、というシンクロした演出に、耳も目もフミヤワールドに持って行かれました。70分は物足りなかったですが、WIREのメインフロアでないと味わえない「新世界」を体験させてもらいました。

その後、早めの朝食にホットドッグを食べて、RICARDO VILLALOBOSでラストスパート。前評判からすると、割とオーソドックスなプレイだなぁ、と思いましたが、エンディングのノンビートな、フェードイン/アウトを繰り返しながら、いつ終わるとも知れないフレーズのループには参りました。その間にもどんどんフロアから人がいなくなっていくのに永遠終わらないんだもの。

結局1時間近くオーバーして、WIRE08、大団円。

「SEE YOU NEXT YEAR」が出なかったせいで、直後から各地で「WIRE終了説」が出まくってますが、あのメッセージにそれほど深い意味は無いでしょうから、来年も楽しみにしておきましょう。来年はぜひWESTBAMの帰還を。

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