Kentaro Kobayashi Solo Performance Live Potsunen 2008 『Drop』 at 新神戸オリエンタル劇場(Hyogo)

今日は新神戸オリエンタル劇場小林賢太郎のソロライブ「Drop」を観に行きました。

「ポツネン」「○ maru」から約2年ぶり、久々のソロ公演ですが、今回は前2作でのストイックさはかなり後退し、技巧や仕掛けの秀逸さよりも、ストレートに個々のネタで笑わせるコントが多かったように思います。

「この路線で続けるのは、毎回ハードルが上がっていきそうで、つらいだろうなぁ」という前回公演時の懸念は、そういう意味では回避できていたと思いますが、それだけに、ひとつひとつのコントの「質」に関しては、疑問を感じるところもありました。

前2作ではあまり感じることの無かった「ネタの冗長さ」や「間延び感」が著しく、「長いなぁ……」「ちょっと今、たるんでるな」と感じることもしばしば。それは恐らく、「一人でなければ出来ないコント」が多く、過去2作にあった「一人だからこそ出来るコント」が少なかったからではないかと思います。

全体的には、さすがと思わせる演出の巧みさや、秀逸な個々の小ネタなどが随所にちりばめられた、面白楽しい舞台でしたが、ラーメンズでの「ATOM」、KKPでの「LENS」、そしてソロでの「ポツネン」という傑作を生み出してきた人の作品としては「もうひと押し」を期待してしまうので、やや物足りなく感じました。

また、過去のライブを観ていないと分からないネタが頻発していたのも、「内輪ウケ」「賢太郎信者向け」っぽい感じがして、ちょっと気になるところでした(そうは言いながらも、「メロス」ネタには窒息しそうなほど笑わせてもらいましたが)。
カラフルでとっ散らかった面白さはそのままに、個々のコントをもっと練り上げていれば、さらに素晴らしい舞台になっていたような気がします。

KENTARO KOBAYASHI LIVE『POTSUNEN』& KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006『○ ~maru~』
KENTARO KOBAYASHI LIVE『POTSUNEN』& KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006『○ ~maru~』 小林賢太郎

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