今日はムジカジャポニカにふちがみとふなととはじめにきよしを観に行きました。
前日とは対照的な、ゆったりまったりライブ。しかしチケットは完売しており、会場内は溢れんばかりの人の量。
まずはふちがみとふなとの登場。しなやかにリズムを刻むウッドベースをバックに、あの独特の抑制された声で響く歌。時に寂しげ、時に優しげ。子守唄のような、童謡のような。どこか変なんだけれども、あったかい歌。これで生で観るのは三度目ですが、観るほどに良いですね。あの、上手くはないけどなんだか面白いMCも楽しい。
そして、はじめにきよし。ずいぶん観ない間にサキタハヂメ氏がのこぎり奏者として名が売れ始め、トップランナーにも出ちゃうほどになってしまったわけですが、僕はこれまで「のこぎり奏者としてのサキタ氏」というのを観たことが無かったんですが、観てびっくり聴いてびっくり。何をどうやったら、あんな楽器でピッチコントロールが出来るんだ、と言いたくなる、完璧な演奏とリリカルなサウンド。テルミンとバイオリンを足して割ったような哀愁がたまりません。
対する新谷キヨシのピアニカも、とにかく素晴らしい。目を閉じればアコーディオンかと思わせるバカテクとユルさの境界線の無さがまた素敵。
アンコールは、2組揃っての演奏。これまた相性が良く、互いの良さを引き出しながら、見事補完し合っていました。4人でのアルバムを作ってほしい。
今年はカウントダウンイベントには行かないので、これが年内最後のライブでした。今年は50本を超えるライブに行きましたが、来年はグッとこらえて本数を減らす予定。フェスとかも、食傷気味になってきたしね。明日は、そんなことを踏まえた総括などもしようと思います。
| 楽 | |
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はじめにきよし
インディーズ・メーカー 2003-11-14 おすすめ平均 |
良い音楽
うれしはずかし楽しい