ファンダンゴ20周年記念「男祭り」 at 十三ファンダンゴ (Osaka)

今日は十三ファンダンゴに、「ファンダンゴ20周年記念「男祭り」〜ファンダンゴが誇るピアノマン”リクオ”が帰って来る!!〜」を観に行きました。

リクオが、縁の深いミュージシャンを集めて、入れ替わり立ち替わりセッションを繰り広げるというナイスなイベント。何がナイスって、メンバーのキャラ立ちが強力過ぎです。

有山じゅんじ、中川敬、石田長生。関西のコテコテの濃いところばかりを集めたどろソース顔たちです。

リクオが飛び跳ねれば有山じゅんじがネチっとブルージィに歌い、中川敬が三線を響かせ、石田長生は真っ赤な「53」と描かれたOvationを爆音でかき鳴らす。歌えば歌うほど盛り上がり、弾けば弾くほど音がデカくなる。これがもう、面白いったらありゃしない。

そんな活火山そろい踏みのような状況の中、中川敬は風邪で喉を痛めてしまい、声が出きらず、高域が辛そうでした(中域・低域はいつもながらの素晴しさでしたが)。アコパルでは、とうとう最後には歌えなくなったそうで、元々風邪だの花粉症だの言って鼻声で歌うことが多い人ですが、今回は特に厳しかった様子。さすがに爆裂50代の先輩二人を前に食われ気味でしたが、そんな先輩の素晴しいパフォーマンスを前に終始ご機嫌。リクオ、石田長生という「初期モノノケメンバー」に挟まれて「満月の夕」を演るなど、なかなか観ることの出来ない貴重なパフォーマンスを披露してくれました。

ファンダンゴの独特なディープなフィーリングと相俟って、大盛況のうちに3時間のショーの幕が閉じました。

リクオのソロ・ライブを始めて観た時に、その天才的なショーマンシップにびっくりしましたが、そんな彼の生みの親・育ての親とも言える先輩二人の比類無きパワーに、そのルーツが見えたような気がします。

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