真昼の廃人 真夜中のHIGH人 at STUDIO PARTITA (Osaka)

この日はSTUDIO PARTITA(貸しスタだったところをライブハウスに改修して今秋から営業開始する模様)に「-ganja/acid presents-[真昼の廃人 真夜中のHIGH人]」に行ってきました。

KING BROTHERS巨人ゆえにデカイTHE 日本脳炎などなど、気になるバンドが目白押しのイベントでした。

巨人ゆえにデカイも面白かったし、オシリペンペンズも最高、騒音寺もなかなか良かったですが、特に良かったのは、THE 日本脳炎、KING BROTHERS、そして下ネタのナポレオン・クリトリック・リス

初見のTHE 日本脳炎は、音の強さが圧倒的で、映像資料(それこそ「爆裂都市」とか)でしか見聞きした事の無い、80`sのめんたいロック的な毒気の強いハードコアなサウンドが殺傷能力高し。途中ギターがトラブって間が空いた時の繋ぎの方(ボーカル、ベース、ドラムで即興プレイ。これがまたカッコいい)など、バンドの結束力や瞬発力といったバンド・パワーの強さも突出してました。

こちらも初見のKING BROTHERSは、DMBQやMO’SOME TONEBENDERを初めて観た時のインパクトを思い起こさせるような、爆音、轟音、怪力馬力の凄まじいステージ。フロアにマイクもギターもメンバーもどんどん飛び込んでくる。狂ったように絶叫するギタリスト。イカついビートをガツガツと刻むリズムセクション。リズムが半端無くタイトなせいか、狂ったようなノイズがのたうち回りながらも、リフや展開がしっかりと感じられたところに、バンドの楽曲に対する姿勢というかこだわりというか、一本筋の通ったプロフェッショナリズムも感じました。

そして何より、この日のベスト・アクトはクリトリック・リス。サンプリングネタで作られたループをバックに、実話か妄想か分からない自身の過去のトラウマや下ネタ、馬鹿エピソードを、間抜けな踊りを交えながら語っているだけなんですが、これがめちゃめちゃ面白い。ステージの進行役も兼ねて、各バンドの登場前にステージに上がり、ひと語りすると退場、を繰り返していたんですが、徐々にバンドの登場よりこっちの方が楽しみになっていたり。この人、ほんと最高です。

トリのThe Birthdayは、ワンマンで観に行くので、とりあえずこの日はパスして帰宅。いやぁ、大阪らしい良いイベントでした。ポーク味噌カレーがもんの凄く美味かった。

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