QUEENSRYCHE at ZEPP名古屋 (Aichi)

今日はZEPP名古屋QUEENSRYCHEを観に行きました。

コンセプト、ストーリー、楽曲、演奏、そのどれをとっても一切の隙のない大傑作『Operation: Mindcrime』から20年近い時を経て昨年リリースされた続編『Operation: Mindcrime II』。賛否両論(ほぼ否)のなか、全世界で両作品をステージ上で再現したライブツアーを行っていた彼らが、9.11余波による来日中止以来久々に日本の土を踏むことに。

内容は、同ツアーのダイジェスト版といったところ。一作目からの楽曲は、昔VHSとCDがセットになった『Operation: Livecrime』をむさぼるように観ていた僕にとっては感動もひとしおで、「Suite Sister Mary」では涙が出そうになったほど。芝居がかった演出は若干やり過ぎな感じがしましたが(そのわりには、どうして昔のように映像を流さなかったのかが不思議)、演奏のタイトさもジェフ・テイトの歌唱力も最盛期と比べて何ら遜色無く、ラストの「Anarchy-X」のリプライズまで凄まじい緊張感を漲らせながら一気に聴かせ(観せ)てくれました(「Speak」、「Spreading the Disease」が端折られていたのが残念でしたが。この二曲は聴きたかったなぁ)。メアリーが殺されるシーンなど、色々補完されていたのも、ストーリーの理解がさらに深まり、良い演出でした。

しかし、そのまま間断なく続いた「II」が、さすがに厳しい。前作ほどストーリー展開に緩急が無い上に、楽曲にもイメージを喚起させるような振り幅が無く、「Revolution Calling」や「The Needle Lies」のようなキラーチューンも無いので、まあどう贔屓目に観ても「I」だけだった方が全体の構成は締まっていただろうな、という感じ。確かにCDで聴くよりは良かったですが(特に最後の「All The Promises」は、後半の冗長な流れの中では光ってました)、及第点には及ばないかなぁ。

アンコールでは「Empire」から「Jet City Woman」、「Empire」と、懐かしい曲をプレイ。本編中では役になり切ったジェフもここではリラックスした表情でオーディエンスと楽し気にやりとりをしていて、何故かほっとさせられました。

うーん、やはり「Empire」くらいまでの楽曲を満遍なく聴かせてくれるセットでも聴いてみたい。彼らには、この勢いをスタジオ盤に反映してもらい、近いうちに再来日できる準備に取りかかっていただきたいものです。

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