NINE INCH NAILS at STUDIO COAST (Tokyo)

今日は新木場のSTUDIO COASTNINE INCH NAILSを観に行きました。

nin_today.jpg

会場に着くと、既にオープニング・アクトの演奏は終わっており、御大登場に向けて準備中。フロア内は二千人を越えるファンの熱気で、めちゃくちゃ熱い。

上着を脱いで待つこと数十分、ステージ上は機材が見えないほどにスモークが焚かれ、我慢しきれないファンの気持ちを煽ります。

……と、客殿の落ちないうちにステージにメンバーがおもむろに登場。トレントは早くも「Somewhat Damaged」を歌い始めており、とりあえず絶叫。

続いて「You Know What You Are?」、「Sin」と続けざまに殺傷能力の高いナンバーを休み無く連続投下。そして序盤最初のハイライト、「March Of The Pigs」で昇天。

若干音がぼやけて聴こえていましたが、どうもハコの位置によって違っていたようで、中央付近だとそれほど気になりませんでした。音量が控えめだったので、吹き飛ばされるほどの爆音を期待していた人には少し不満が残ったかも。

「Something I Can Never Have」で美しい旋律に耳を傾けながら汗が少し引いて行くのを感じていると、次は新作「Year Zero」の世界へ。「The Beginning of the End」〜「Survivalism」というスタジオ盤と同じ流れで盛り上げます。初日は「HYPERPOWER!」〜「The Beginning of the End」というオープニングだったようですが、セットリストは全体的にかなり変更されていたようです。

バンドはさらにボルテージを高めてゆき、中盤のピークタイム「Gave Up」へ。最初は後方で観ていたんですが、この頃には真ん中辺りまで移動していて、後方だとシルエット程度にしか見えなかったトレントの姿もはっきりと見えるようになっていましたが、髭を蓄え、深い色のジャケットに身を包んだその風貌は、まるで中東のレジスタンスのようでした。トレントが昔の「破滅的で陰気なジャンキー」で無くなったのは、前回来日時に観ていたので今更何の感慨も無いんですが、髭は意外だったなぁ。

「Help Me I Am In Hell」でバンドがつないでいる間に、ステージ上にラップトップのシステムが登場。打ち込み中心の「Me, I’m Not」をプレイ。続く「Reptile」、「The Frail」、「The Good Soldier」と、後半はディープな曲が中心のセットで、フロア中がクールダウンしながら聴き入っていました(「トーキョー、メイクサムノーイズ」とか叫んでる外人はいましたが)。

そこからNIN随一のキラー・チューン「Wish」へ。ただ、正直言って、この流れでは少し浮いた印象でした。もう少しハードなミドルチューンで振ってからの方が良かったかな。

その後「Only」を挟んで、オーストラリアでゴタゴタした「Capital G」。この曲もそうですが、新作は、ライブにかけた時に映える、という曲が少ない。

後半、大団円に向けて盛り上げるのが「The Hand That Feeds」。そして最後は「Head Like A Hole」。しかし「The Hand That Feeds」が素晴らしい。「Wish」や「Gave Up」も良いけど、近作からの曲でラストにしっかり盛り上げてくれる曲があるというのが、とにかく良い。逆に言うと、やはり新作に「The Hand That Feeds」クラスの名曲が見当たらなかったのが少し残念でした。

アンコールも無く、終演後間もなく客電がつき、とっとと退場。出てくるのも唐突なら、去り際もひたすら潔いトレントさんなのでした。

過去の作品からも満遍なくプレイしてくれたので、お馴染みのものあり、意外なナンバーありでかなり満足度の高いショウでした。これでもう少し長くて「StarFuckers Inc.」や「The Perfect Drug」も演ってくれたら……と、まあ欲望は尽きないわけで。

次は「Loud Park」に出てくれないかなぁ……。

Live: Beside You in Time (Ws Ac3 Dol Dts)
Live: Beside You in Time (Ws Ac3 Dol Dts) Nine Inch Nails

2007-02-27
売り上げランキング : 1264

おすすめ平均 star
star鮮やかです
star21世紀の、『The Wall』(デジタルの壁)と『Live』(生)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

《今日のセットリスト(mixiコミュより転載)》
SOMEWHAT DAMAGED
YOU KNOW WHAT YOU ARE?
SIN
MARCH OF THE PIGS
SOMETHING I CAN NEVER HAVE
THE BEGINNING OF THE END
SURVIVALISM
RUINER
BURN
GANE UP
HELP ME I AM IN HELL
ME I’M NOT
REPTILE
THE FRAIL
THE GOOD SOLDIER
WISH
ONLY
CAPITAL G
SUCK
DEAD SOULS
THE HAND THAT FEEDS
HEAD LIKE A HOLE

Pocket

3 Responses to “NINE INCH NAILS at STUDIO COAST (Tokyo)”

  1. トラバどうもです。
    Starfuckersは、ついに最終日にやりましたー。
    2005年のサマソニでの
    エンドレスのdon’t youコールを鮮明にご記憶のようで、
    don’t you, don’t you…のところに入るやいなや
    トレントさんのマイクは客席に投げ込まれました。

    返信
  2. 情報ありがとうございます。これでしばらく余韻に浸れそうです(東京最終日のセットリストを見ては悔やみつつ)。

    返信

Leave a Reply

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>