THE CORNELIUS GROUP “SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW” at 京都大学西部講堂 (Kyoto)

今日は京都大学西部講堂THE CORNELIUS GROUPを観に行きました。

名古屋大阪と続き、これで三度目。この日は追加公演ということで、P-hour実行委員会が主催に加わり、京都らしい、様々な豪華ゲストを迎えてのお祭りイベントとなりました。

西部講堂前まで行くと、P-hourでもお馴染み、三田村管打団?の和やかなブラス・サウンドがお出迎え。チンドン/ジンタ的な聴き易さによるものなのか、それとも、おっとりした容姿によるものなのか、彼/彼女らの音楽は、いつ聴いても適度に新鮮で、聴き応えがあるけど疲れない、何だかとても心地良い「うた」を聴かせてくれます。

講堂内に入り、やがて照明が落ちると、 高木正勝が、トウヤマタケオ(Key)、田口晴香(Vocal)、太田美帆(Vocal)を引き連れて登場。出だしの、煌めくようなピアノの音に早くも心奪われ、一分以内に感動してしまいました。とにかく、ステージから流れてくる音がひたすら美しい。

さらに、ペインティングアートをコマ撮りしたような極彩色のムービーが音をより際立たせ、様々なイメージを喚起させます。

彼の音楽を生で聴くのは初めてでしたが、録音された作品で聴くことの出来る美しさが、実際のライヴ・パフォーマンスではこれほどまでに美しいものかと、溜め息をつきながら聴き入ってしまいました。

次に登場したのは、ドラびでおP-hour 05以来でしたが、やっぱり文句無しの面白さ。この日は特に、安倍総理やブッシュのようないけ好かない連中をコケにしまくった映像が印象的でした。
「完全に違法」なパフォーマンスも含めて、彼こそがリアル・パンクだと言えるかも知れません。

最後のゲスト・PARAはP-hour 03以来。その時に「アンビエントっぽい」という感想を書いていましたが、さらに別の次元へと進んだという印象。万華鏡のような美しいループを描き続けるサウンドは、「ダンス衝動とクライマックスへのカタルシスの解決」を宿命づけられたROVOでは到達することのできない、もうひとつの「宇宙」を表現していました。

そして、トリはTHE CORNELIUS GROUP。時間が短いこともあり、かなり短縮されたセット。

具体的には「Smoke」、「Tone Twilight Zone」、「Brand New Season」、「Like A Rolling Stone」をカット。さらにビデオ・カメラの演出も今回は無し、と、かなり大胆な変更を行った、イベント仕様のセット。少々駆け足気味になってはいたものの、「Brand New Season」、「Like A Rolling Stone」辺りでの緩慢さが無い分、全体としてはかなり「締まった」ように感じ、好印象でした。

アンコールでは、記念撮影が無い代わり(かどうか分かりませんが)に、今まで無かったメンバー紹介が(あらきゆうこって、清水ひろたかの奥さんだったんですか)。

今回、三度にわたって観たTHE CORNELIUS GROUPのライヴでしたが、単体としての完成度は大阪が高かったものの、イベントとしての質は、この日がベストでしたね。何より、ハズレ無しの超豪華メンツが素晴らしかったのと、各アーティストがそれぞれ映像を使ったパフォーマンスを行っていたことで、ツアータイトルに掲げている「SYNCHRONIZED SHOW」が、ここにようやく完成を遂げた……と僕は解釈したのですが、ご覧になった皆さんは、どう感じましたでしょうか。

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