SOUL FLOWER UNION at CLUB QUATTRO (Osaka)

今日は心斎橋クラブ・クアトロソウル・フラワー・ユニオンを観に行きました。

年に4回の公演を行っているここ最近のソウルフラワーですが、行く度に新曲が増え、レパートリーも大幅に刷新されることが多いため、とにかく飽きることが無いんですが、今回も、前回行けなかった分、新曲が大量に増えていて、しかもどの曲も中川節炸裂の「オモロイ曲」ばかりで実に楽しい。「ロロサエ・モナムール」に至るまでのライヴでも、新曲のパワーに圧倒されましたが、ここ最近の曲は(「パレスチナ」のように、ストレートでシリアスな曲もありますが)ボ・ガンボスっぽいユルさや祝祭感が増しているようで、観ていて思わず頬が緩みます。

そして忘れてはいけない、12月のソウルフラワーの公演と言えば「年末ソウルフラワー祭」。6月に「ニューエストの曲をやるのは飽きた」と言いながら、「こたつ内紛争」「雑種天国」「もっともそうな二人の沸点」「エンプティ・ノーション」、さらには「ソウルフラワーでは初披露(本人談)」の「みんな信者」と、てんこ盛り。

そしてそして、「レブン・カムイ」では、三板を持って伊丹英子が登場。久々にユニオンのステージで観るヒデ坊と、初めて聴くフルバンドでの「レブン・カムイ」、そして歌舞伎昌三の舞踏に全身鳥肌を立てて興奮してしまいました。

JIGENボーカルによる「秋田音頭」でも三板とコーラスで参加し、さらには「神頼みより安上がり」「エエジャナイカ」「海行かば 山行かば 踊るかばね」「ホライズン・マーチ」と、チンドン太鼓で参加。「海行かば〜」でチンドン太鼓叩きながらお囃子している姿なんて何年ぶりに観たろうか。「エエジャナイカ」で心底楽しく踊れたのも、なんだか久しぶりのような気がします。「ホライズン・マーチ」なんて、生で聴くことすら初めてだったので、思い切り感動してしまいました。

出来たての新曲に胸躍り、若かりし頃の名曲に興奮し、ユニオン定番のキラーチューンで歌い踊る……。

実に贅沢で、見事な「祭り」でした。

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